産後最初の連休。実家に帰って少しゆっくり過ごそう!と楽しみにしていたのに、いざとなったら赤ちゃんギャン泣き、、、
機嫌悪いし、寝ないし、すぐ泣くし、自宅ではこんなことないのに、一体どうしちゃったの?
そんな赤ちゃんの困った現象についてご紹介します。
赤ちゃんって帰省すると寝ないの何故?
産後初の大型連休だし、実家に帰ってのんびりしよう!
両親にも孫の顔を見せて喜んでもらいたいし!
そんなワクワクした気持ちで帰省したものの、肝心の赤ちゃんの機嫌が悪い、、、
特に夜なんて全然寝ないし、やっと寝たと思ったら夜泣きで大騒ぎ!
これではゆっくりするどころか、寝不足だしストレスは溜まるしで、のんびりどころではありません。
赤ちゃんの普段と違う様子に「自宅ではいつもニコニコなのに、一体どうしちゃったの!?」と心配になりますよね。
帰省先で赤ちゃんがゴキゲン斜めな原因は、ズバリ
『場所見知り』です。
新生児の場所見知りとは
簡単に言うと『人見知り』の場所バージョンです。
まだ0歳児の赤ちゃんは、産まれてからほとんどの時間を家の中で過ごし、ママやパパなどの家族だけを見て生活しています。
いつも過ごしている家で、ママとパパと一緒ということは、赤ちゃんにとってはとても安心できることなんですね。
そして成長をして『家でママとパパと一緒にいると安心できる』と自覚をした赤ちゃんは知らない場所にいくと、緊張したり不安になったりと不安定になるんです。
これが『場所見知り』を引き起こす原因なんですね。
長時間の移動で疲れた、興奮している、などさまざまな原因もあると思いますが、ほとんどの場合は『場所見知り』で不安定になっています。
その場合は、特に何が気に入らないというわけではないので、慣れるのを待つしかありません。
疲れているのに、いつもと違う場所で落ち着かない、不安だと感じている赤ちゃんがなかなか寝付けずに、泣いてしまうのは仕方のないことなんですね。
ですが心配は要りません。大抵の場合は3日もすれば慣れます。
赤ちゃんが実家のお風呂で泣く
場所見知りでゴキゲン斜めな赤ちゃん。
お風呂にでも入ってリラックスしてもらおうと入れてみたところ、赤ちゃんはギャン泣き。
いつもはお風呂大好きなのにどうして!と頭を抱えてしまうのではないでしょうか。
もちろん場所見知りも影響していると思いますが、お風呂で急にギャン泣きという場合は『疲れ』が原因かもしれません。
我が家のお風呂大好きな娘も、外でいっぱい遊んできたときや、長時間の外出をした後にはお風呂に入れるともギャン泣きします。
そしてその後は寝るまでずっと機嫌が悪くって「せっかく楽しく遊んできたのに!」とこちらもものすごくストレスになります。
でも、大人も疲れているときのお風呂は面倒ですから、赤ちゃんが泣いてしまうのは無理もないですね。
実家だと普段の生活リズムが崩れることも赤ちゃんにはストレスです。
大人には気にならないお湯の温度の違いなども、赤ちゃんは敏感に察知します。
ですがこれも心配は無用です。
先ほどと同様に、3日もすれば慣れます。
うちの子も、生後3ヵ月~6カ月くらいの時は自宅以外でお風呂に入れようとするとギャン泣きして大暴れでした。その度に大変でしたが、成長していくにつれ自然と泣かなくなりました。
1歳過ぎて意思疎通が出来るようになった頃には納まったと思います。
嫌がるようなら、よほど汚れているとかでない限り、お風呂はお休みにしてもいいですね。慣れてきた頃を見計らって入れてあげるといいでしょう。
赤ちゃんの帰省時の過ごし方と生活リズム
実家にいると、どうしても生活のリズムが崩れます。
授乳の時間、お昼寝の時間、お風呂の時間と、家に居るときはママと赤ちゃんのリズムでできていた生活も、おじいちゃんおばあちゃんが加わることでなかなか自由に動けなくなってしまいますよね。
ですが、授乳・睡眠はいつも通りの生活リズムを守るようにしてあげてください。
眠いのにみんながかまってきて眠れない、お腹が空いているのになかなかおっぱいが飲めないようでは、ただでさえ機嫌の悪い赤ちゃんは、更にグズグズ状態になってしまいます。
いつも通りの生活リズムを守った方が、赤ちゃんも安心して過ごせますし、安心している分、場所見知りも早く克服してくれるはず。
おじいちゃんとおばあちゃんに孫のかわいい笑顔を見せてあげるためにも、授乳と睡眠はいつものリズムを守りましょう。
と言っても、それを守ろうとするがためにご家族とギクシャクするのも感じが悪いので、ポイントだけ押さえて後は臨機応変にしておくとストレスなく過ごせますよ。
まとめ
ママにとっては慣れた場所である実家でも赤ちゃんにとっては緊張する慣れない場所です。
里帰り出産でしばらく過ごしていた場所でも、赤ちゃんの記憶には残っていません。なので、不安で機嫌がわるくなるのは仕方のないこと。
赤ちゃんのリズムに合わせて過ごすことが、笑顔への近道ですよ。