妊娠3か月になると、よく眠気がおそってくるものです。
まぶたを閉じてしまえば、あっという間にぼーっとしてしまう。
ひどいときは、ふと気づけば寝ていたなんてこともありませんか?
もし何の縛りもない生活ならば、1日の大半を寝て過ごせるんですが、仕事しているとそうはいきません。
かといって寝ないと頭がズキズキ痛むし、体もだるいままで集中力も落ちるし、効率が悪くなるばかり。
では、そんなときの解消方法をご紹介したいと思います。
妊娠中の仕事は眠いのが辛い!
妊娠期間は10か月あります。できない事が沢山あって、イライラすることが多くなります。
特に妊娠初期は、ホルモンのバランスが変化するので、どうしても眠くなるのです。
これは、体からのサイン。何も疲れる作業や運動をしていなくても毎日体の状態が変化するから、どうしても疲れやすくなります。
そして日中を襲う眠気は、妊娠中期から後期にかけてもっと強くなります。
お腹が大きくなるので体の血流が悪くなり、どうしても一度にいっぱい眠れなくなっていくのです。
それに伴い心のバランスも崩れやすくなります。
一度にいっぱい眠れないので、定期的に眠くなります。
2時間~3時間ごと、昼夜関係なく眠たくなります。
疲れて眠りについたはずなのに、血の巡りが悪いので眠りが浅くすぐ起きてしまう。
どうすれば眠りをしつつ作業をこなせるんでしょうか。
妊娠初期の眠気対策
眠気対策ですが、基本は仕事や家事の隙間にできるあいま時間に、とりあえず目をつむって、リラックスできる姿勢をとるようにしてみてください。
妊娠前は少し空いた時間には、テレビや本、スマホなどで気分転換をしていたでしょうか。
でもこれからの空いた時間は、目を閉じるだけでもいいので少しでも体を休ませます。
1日でまとまった睡眠がとれなくても、一度のあいま時間が10分くらいでも、合計すれば10時間寝ているようになるぐらい、どんどん目を閉じて、できれば寝てください。
ただ、家ではあいま時間を利用して眠れたとしても、仕事中は多くの時間を起きて過ごさないといけませんよね。
そんなときは体の血流をよくすることを心がけます。
仕事内容がデスクワーク中心なら、100円ショップで売っている足つぼマッサージはどうでしょうか。
足でふみふみすれば、血流がよくなるので、眠気が改善されます。
首の回りにあるツボをこまめに押すのも、効果的です。肩や首まわりを重点的にマッサージします。
コピーをとっている間やトイレ休憩の時に、スクワットを何回かし、背筋を伸ばす運動をするのも気持ちよくて、心もリラックスできます。
そうです。眠気から目を覚ますときも、眠りを誘う時も運動し血流を良くさせるといいのです。
目を覚ますときは、頭をスッキリさせるために。眠るときは適度に体を疲れさせていい気持にさせることで眠りを誘うのです。
ということは・・いっぱい運動してしまうと疲れて眠くなるということですね。
妊娠初期の仕事中の集中力低下
妊娠周期が進むにつれて、眠気だけでなく集中力も減ってきて、体もいうことがきかなくなってきます。
集中力低下は、眠気からくるものもありますが、体が大きくなることで血流が悪くなることのほうが大きい影響を与えます。
頭にいく血流が減ってくると、どうしても物覚えが悪くなってきます。
文字を見るだけでも、しんどいと感じるときもありますよね。
それに周囲から妊婦さんをみても、どう接していいか、分かり辛いことが多いです。
うたたねしたり、歩くスピードが遅かったり、イライラしたり、雑談が増えてしまったりと、勤務態度が悪いように受け取られがちです。
そんな時は上司に思い切って眠たいことを相談してみると、なんとか乗り切れることもありますよ。
時間が過ぎれば、妊婦さんもお腹や体の具合に慣れてくるので、眠気があってもなんとか仕事をこなせるようになります。
体がしんどくないときに、パパパと勢いでやってしまうという、あら技もゲットできるかもしれませんね。
子供の健康を守っているうちに、母は強くなるものです。
赤ちゃんが生まれてきたときはとても嬉しく、苦労がどっかにいってしまいますよ。
まとめ
私の初めての妊娠のときは、立ち仕事をしていましたが、体が重いせいで仕事の効率は悪かったです。
今まで一生懸命してきた大好きな仕事でしたので、手を抜くときは本当に悲しかったです。
でも、上手に手を抜けば、前よりいい仕事ができるようになった事に驚いています。
質がいい仕事をしたときは、なんていい気分なのでしょうか。今思えば、独身時代はなぜあんなに無駄に動いていたのかと考えます。
妊娠しながら仕事するのはとても大変ですが、頑張った先にはいいことが必ずまっています。
くれぐれも体優先で、無理しないでくださいね。元気な赤ちゃんが一番の幸せです。