先日妊娠が発覚したばかりの妊娠1カ月目はまだ仕事やバイトを続けていることもあるでしょう。
立ち仕事で重いものを持つことあるけれど、重いものって何キロまで持って大丈夫なの?
力仕事や立ちっぱなしの仕事って、赤ちゃんに影響はない?
初めての妊娠は、わからないことだらけで不安がいっぱいですよね。
今回は、妊娠中の重いものを持つことや妊娠初期の注意点、立ち仕事などの赤ちゃんへの影響などについてご紹介します。
妊娠中に重い物持つの何キロまでならOK?
「妊婦さんは重い物を持ってはいけない」と言われますが、生活をするうえで2~3㎏のものくらいは持たないと生活に支障をきたします。
お米を買いに行けば5㎏程度は持たなければいけませんし、コンビニ勤務であれば500mlのペットボトル1ケース約13㎏程度は持たないと仕事になりません。
具体的に妊婦は何キロまで大丈夫かというのはハッキリと決まっているわけではありませんが、お腹の中の赤ちゃんが2人目で、上の子がまだ2歳くらいなら、12㎏前後の子どもを日常的に抱っこしなくてはなりません。
なので、重いものを持ってはいけないといっても、10㎏前後であれば大丈夫という目安になりますよね。
しかし、10㎏のものをものすごく頑張らないと持てない人も居ますし、軽々と持つ人も居ます。
体格も筋肉量も個人差のあることなので、「10㎏だから安心して持ってください」というわけではありません。
感覚としては「お腹に力をいれなくても持てる重さ」で考えると良いかもしれません。
というのも、重いものを持って腹筋に力が入ると子宮が下がりやすいからなんです。
それは流産や早産に繋がる可能性のあることなので、妊婦さんは重いものを持ってはいけないと言われているんですね。
また、重いものを持った拍子にバランスを崩して転んでお腹でも打とうものなら、大変なことです。
また妊娠初期は、赤ちゃんが不安定な時期でもあります。
後悔しないためにも、重いものを持ったり、激しい運動をしたりすることはできるだけ避けた方が良いでしょう。
妊娠をしたからといって安静にする必要はありませんが、赤ちゃんを守れるのは自分だけということを自覚して、行動するように心がけましょう。
妊娠中にお腹に力を入れるとダメ?
妊娠中にお腹に力が入ると、腹圧がかかり子宮が下がります。
そうすると早産や流産になってしまうこともあるので注意が必要なんですね。
とは言え、日常の動きでどうこうなることはまずありません。
例えば坂道や階段の上り下りや、重い扉を押したり引っ張ったりする程度であれば問題ありません。
この場合に気を付けたいのは動きそのものよりも転倒です。
バランスを崩して転んでしまうことの無いように慎重に行動してください。
妊娠すると便秘になる妊婦さんが多いのですが、その場合にトイレで踏ん張ってお腹に力が入っても大丈夫です。
ただ、便秘は良いことではないので、あまり酷い場合には食生活に気を付けたり、医師に相談してお薬を処方してもらうと良いでしょう。
妊娠中の立ち仕事はどんな影響がある?
仕事をしている女性の場合、妊娠はとても嬉しいことですが、仕事はどうしようかと心配になることもあるでしょう。
特に接客業や販売業で立ち仕事がメインの場合は、赤ちゃんに影響がないか、自分の身体は大丈夫なのかと不安になりますよね。
実際に妊娠初期の立ち仕事で悩んでいる女性はたくさんいて、中には仕事を辞める決断をする女性もいるようです。
妊娠初期は、赤ちゃんの主要な器官が作られる大事な時期です。
この時期に感染症にかかったり、お薬を飲んだりすると赤ちゃんに障がいなどが生じてしまう可能性が高くなるので注意が必要ですが、赤ちゃんが順調に育ち、母体にも問題がなければ、立ち仕事を続けても問題ありません。
しかし、妊娠中は予期せぬトラブルが起こることもあります。
特に多いトラブルは、貧血です。
妊娠中は赤ちゃんに鉄分を取られるため、普段から貧血傾向にある女性は注意が必要です。
立ち仕事中に突然倒れてしまうととても危険です。
私は元から貧血気味だったので、妊娠中は突然フラッとバランスを崩すことがあってので怖かったです。
また、人の出入りの多いお店や、エアコンの効いている職場などにいると身体が冷えてしまいます。
冷えているうえに、長時間の立ち仕事をしていると足がむくんでしまいますよね。
そして、足がむくんだり血流が悪くなると静脈瘤になってしまう恐れがあります。
妊娠中はとくに静脈瘤になりやすく、妊娠初期から気を付けなければいけません。
同じ場所に立ち続けるような仕事であれば、その場で足踏みをするだけでも血流をよくすることができるのでお試しください。
まとめ
妊娠初期は妊婦さんの半数以上がつわりで何らかの辛い症状に悩まされる時期です。
つわりは赤ちゃんからの「無理はしないでね」というメッセージなので、辛い時には無理をせず、休むようにしてくださいね。