社会人になり、学生時代のアルバイトより多くの収入が入るので、ついつい無駄遣いをしてしまい勝ちですが、大人なら計画的に貯金をしておきたいですよね。
1人暮らしではなかなか大変な貯金も、実家暮らしなら意外と簡単に貯金できるもの。
今回は、実家暮らしの社会人1年目の貯金や計算方法、お金のあれこれについてご紹介します。
社会人1年目の貯金は実家ならどれくらい?
社会人になり、収入を得るようになると考えなくてはならない貯金のこと。
とはいえ、いろいろ買いたいものもあるでしょうし、交際費なども必要でしょう。
社会人なら、生活費を実家に入れるのも忘れてはいけません。
学生時代と比べると、収入も増える分、出費も増えてきます。
しかし、自由に使って余った金額を貯金に…という考えでは貯金はできません。
× 収入-生活にかかる必要経費-自由に使えるお金=貯金額
ではなく
◎ 収入-生活にかかる必要経費-貯金=自由に使えるお金
として、毎月決まった額を貯金するようにします。
実家暮らし、月収手取り20万円、ボーナスを夏冬合わせて20万円とする場合、収入の約40%の100万円を目標にするといいでしょう。
給料から貯金する目安の金額計算
一般的には月収の20~30%、ボーナスの50%を貯金することが理想とされています。
月収20万円の場合は4~6万円、社会人1年目のボーナスは寸志程度の金額の場合が多いので年間で20万円程度でしょうか。
毎月の貯金額を6万円とした場合、年間で72万円。
これにボーナスの50%にあたる10万円を足して82万円です。
実家暮らしの場合は、1人暮らしに比べると生活にかかる費用が少ないので、月収の40~50%を貯金に回しても、自由になる金額は十分確保できると思います。
その場合、毎月8万円は貯金に回すことができるので、年間で96万円。
ボーナスを足して106万円の貯金が可能です。
月収20万円、実家に入れる生活費5万円、貯金8万円なら、それでも7万円は自由に使える金額として確保できます。
しかし、貯金が目的となってしまってはつまりません。
長期休暇に旅行に行ったり、車購入などの大口の出費がある場合には、頑張って貯めた貯金を使っても良いでしょう。
無駄遣いはいけませんが、たまには自分への投資としてお金を使うことは、仕事のモチベーションをあげるためにも必要なこと。
普段の生活では倹約を心がけ、しかるべき時にお金を使うようにすれば、無理なく貯金ができるはずです。
クレジットカードで払えばポイントも貯まるので、どうせならカード払いにして上手に節約するといいですね。
楽天カード
社会人のお金の管理方法
前述のように、「余ったお金を貯金する」という意識では、一向に貯金できません。
上手にお金を貯めるには、まず貯金分を確保してから、残りのお金で生活をする「先取り貯金」が必要です。
この「先取り貯金」にうってつけなのが、「自動積立」です。
給与振込口座のある銀行で「自動積立」をやってみると、勝手に指定した金額を貯金してくれます。
これならば、貯金のためにATMに出向く手間も省けますし、無意識のうちにお金が貯まっていきます。
そして普段の生活では、何にいくら使っているのかを把握することが肝心です。
家計簿アプリなどで、自分が何にいくら使っているのかを把握すると、無駄遣いをしているポイントが見えてきますよ。
まとめ
実家をでて一人暮らしを始めたり、結婚したりすると、貯金がだんだん難しく感じてしまいます。
20代独身のうちに、しっかりっと貯金をして、10年後に笑って過ごせるようにしておきましょう。
10年後に居るかもしれない、子どもの教育費などにもお金は必要です。無理せず、楽しく貯金をして、将来に役立てましょう。