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妊娠中に起きる体の不調

口の中が酸っぱい妊娠初期。唾液が増えるしネバネバいつまで続く?

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妊娠がわかってからと言うもの、なんだか口の中が酸っぱいような気が、、、
唾液が増えているのかネバネバているし、とにかく常に口の中が気持ち悪い。

この不快な現象は、妊娠によるものなのか、いつまで続くのかと心配になりますよね。
今回は、そんな妊娠初期におこる口の不快感についてご紹介します。

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口の中が酸っぱいのは妊娠初期の症状?

妊娠をすると、母体にさまざまな変化が訪れます。
口の中に違和感を覚えるのも、その変化のひとつ。

その変化は個人差があり千差万別ですが、なんとなく口の中が酸っぱく感じるようになる人が多いようです。唾が酸っぱい味がするといった感じですね。
絶えず口の中が酸っぱく感じる人や、食後にだけ酸っぱくなる人、つわりが終わるとともに元に戻る人もいれば、出産するまで続いたという人もいて、症状も人それぞれ。

原因ははっきりとはわかっていないようですが、ホルモンバランスの崩れが原因ではないかと考える人も居るようです。

例えば、

  • ヒト絨毛性ゴナドトロピンという女性ホルモンは妊娠検査の検出反応に使われるホルモンなのですが、妊娠8週から10週ぐらいで分泌量がピークを迎えます。
  • 妊娠9週から10週以降には、妊娠を維持するために必要なエストロゲンとプロゲステロンというホルモンを胎盤自体が多量に分泌するようになります。

このように妊娠をすると、さまざまなホルモン量が変化します。

ホルモンバランスの乱れや、女性ホルモンの分泌過剰は味覚に影響をあたえます。
妊娠初期に口が酸っぱくなるのも、この女性ホルモン量の変化のせいではないかと考えられるのです。

また、苦みを感じるということもあるようです。
これも酸っぱいと同様に味覚の変化が原因のようですが、中には胃液があがってきていて口の中が苦くなっていることもあるようです。

酸っぱいのも苦いのも、辛いことですが、飴を舐めたり、炭酸水をのんだり、歯磨きをしたりとさまざまな方法で乗り切っていくしかないですね。

私も初期はずーっと口の中が気持ち悪かったです。気にしてると余計に唾液が増えてきて、さらに気持ち悪い、といった悪循環でした。なので、常に何かを口に入れてましたね。

妊娠初期に唾液が増えるネバネバする原因

唾液が増えて口の中がネバネバするのも妊娠初期におこるよくある症状のひとつです。

医学的には「唾液過多症」と呼ばれる症状ですが、妊婦さんの間では「ヨダレつわり」と呼ばれることもあります。
ヨダレつわりと呼ばれている通り、唾液が増えるのはつわりのせいです

口の中が酸っぱくなるような味覚の変化よりも多くの妊婦さんが経験している症状で、酷い人だと飲み込めない程の大量のヨダレがでたり、そのせいで吐き気を催すこともありダメージも大きいです。

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唾液が増えてしまう原因もホルモンの変化ではないかと言われています。
特に、ストレスホルモンと呼ばれる副腎皮質ホルモンが刺激され、唾液の分泌量が増えると考えられています。

症状が軽いうちはガムや飴、水などでしのぐことができまずが、それすらも気持ち悪いなんてこともあるでしょう。

残念ながら唾液の分泌を抑える方法は確立されていませんが、「胃を温めたら楽になった」という人や「ビタミンを取るようにしたら改善した」という人もいます。

妊娠中は身体を冷やさないようにすることが大切なので、普段の飲み物を白湯にしたり、冷たい物を摂取しないようにすると良いですね。

またビタミンB6が不足すると唾液の分泌が多くなるとも言われています。
ビタミンB6を多く含むのは切り干し大根やカボチャなど。これらを意識してたくさん食べるようにすると改善するかもしれません。

ただ、これもつわりの一種なので身体が受け付けないものを無理して食べるのは辛いものです。
無理のないようできる範囲でお試しくださいね。

飲み込めない程唾液の量が多くなったら、吐き出してしまう方がスッキリします。
無理に飲み込むと吐き気を催すこともあるので、無理をせずに吐きだしてしまいましょう。

家にいるときは、近くに洗面器やペットボトルを置いておき、そこに吐き出すようにすると楽です。
外出するときにも空のペットボトルを持ち歩くと良いですね。その際は中身が見えないように、タオルなどを巻いておくと良いでしょう。
下を向いてペットボトルに口を付けて、ペッと一瞬で吐いてしまえば周りに気付かれることは無いと思いますよ。

妊娠中の唾液過多いつまで続く?

妊娠中に唾液の分泌が増える唾液過多症は、つわりの前振りだったり、つわりと同時に症状がでたりと、個人差があります。
早い人は妊娠5週目あたりから始まり、妊娠25週目くらいに治まってくることが多いです。

一般的なつわりは15週目くらいに治まることが多いので、それでもちょっと長く感じますね。10週だとしても2カ月半ですから。
症状が軽い場合にはあまり苦にはなりませんが、飲み込めない程の唾液がでる人には長く険しい道のりです。

無理に飲み込まないように気を付けていれば、吐き気を催すこともあまりないと思うので、自分にあった方法でスッキリとするように心がけましょう。

まとめ

つわりが何故おこるのかはまだ解明されていませんが、赤ちゃんが成長するために、亜鉛を大量に消費してしまい亜鉛不足になるためではないかと言われています。
亜鉛が不足するとホルモンバランスが崩てしまうので、これがつわりの原因のひとつになっていると考えられています。

つわりの辛い症状を和らげる効果も期待できるので、亜鉛が含まれる食品を摂取するように心がけてみてくださいね。

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