浴衣で夏祭りに花火大会、でもばっちり着付けをしていても人混みでどうしても着崩れちゃうんですよね。
せっかくの浴衣姿ですから、最後まできれいに着こなしたいものです。
そこで今回は、着崩れを防ぐ着付時のポイントや浴衣でおでかけをするときの注意点をご紹介します。
浴衣で花火大会で着崩れを防ぐには?
浴衣の着崩れを防ぐには、着付けがとっても大事なんです。
着付けの時にしっかりとポイントを押さえておけば、着崩れしにくくなるんですね。
体の凹凸を極力出ないようにしてくれる和装用のブラジャーやインナーを着ると、浴衣姿がより美しくなり、着崩れしにくくなります。
和装用の下着がないときには、スポーツブラでも代用できますよ。
タオルをウエストに巻くことによって、帯が安定して浴衣が体に沿うようになるので着崩れしにくくなります。
着慣れてなくてタオルを巻くのが難しい場合には、補正パッドを使うととても簡単です。
着付けに自信がないときには、前もって用意しておくと良いですよ。
最近は衿芯を使わないで着ている人が多いですが、これを使うだけで衿周りの着崩れを防げます。
うなじもキレイに見えて、なにより後ろ姿がより美しくなりますよ。
この3つのポイントを押さえて着付けをするだけで随分着崩れしにくくなりますが、それでも歩いているうちに着崩れちゃうことってあるんですよね。
それは、浴衣を着慣れていないことに原因があるんです。
浴衣って、着てみると歩きにくいし、ちょっとしゃがむだけでも大変だったりします。
洋服のときと同じように歩いたりしゃがんだりしていては、あっという間に着崩れてしまします。
浴衣での歩き方ポイント
浴衣を着ているときの歩き方は
・歩幅は小さめに
・ゆっくりとすり足で
この2点がポイントです。
浴衣だと、トイレに行くときも着崩れないか心配になりますよね。
用を足すときは、浴衣の裾をまくり上げて下着を下すだけなのですが、その時にめくり上げた裾を帯に挟んでおくと着崩れしにくくなりますよ。
また、慌てていくとバタバタして着崩してしまいますし、混雑もしていますので、余裕を持って行きましょう。
【着物(きもの)外出時マナー❖日本通TV】
花火大会に浴衣で行くときの注意点
花火大会の会場では、レジャーシートを敷いてその上に座って花火鑑賞をすることもあると思います。
でも、この時にも気を付けて座らないと浴衣を汚してしまったり、着崩れてしまったりします。
浴衣での座り方
浴衣のときに地面や床に直接座るときの座り方は
片足を半歩引き、前の裾が広がらないように押さえながら半歩引いた足の膝をつきます。
その足に揃えるようにもう片方の足を引き、両膝を揃えましょう。
前の裾を押さえていた手を離し、膝の後ろに浴衣を折るようにして正座になります。
ずっと正座では足がしびれますので、まずは正座の姿勢をとってから、横座りの姿勢にしましょう。
立ったり座ったりしていると、浴衣が引っ張られてしまうので、着崩れてしまいます。
なるべくなら、立っているか、椅子などに座って花火鑑賞をする方が良いですね。
浴衣で歩くときの注意点
浴衣の場合は足元にも特に注意が必要です。
人ごみで足元が見えにくいと思いますが、水たまりやぬかるみを歩くとせっかくの浴衣が汚れてしまいます。
前日が雨だったりする場合には、十分注意して歩くようにしてくださいね。
浴衣で花火大会に行く持ち物これは必需品!
花火大会は人も多いですし、浴衣で普段より動きにくいこともあるので、荷物は極力少なくが鉄則。
浴衣用のバックも小さいものが多いですしね。
でも、これだけは持って行って欲しい!というアイテムが2つあります。
それは「ストール」と「絆創膏」です
花火大会って、河川敷や海などで開催されることがほとんどだと思います。
河川敷や海って、夏場でも風向き次第では肌寒くなるんですよね。
私も真夏なのに寒くて震えながら花火を見た経験があります。
おかげで大好きなかき氷も食べられずに帰った苦い思い出です。
そうならないためにも、薄手のストールを1枚持っておくと良いですね。
薄手のストールは折りたたむとかなり小さくなりますし、あまり荷物にならないはず。
絆創膏は履きなれない下駄で鼻緒ずれしたときに使います。
たまに下駄をはくと指の間が擦れて痛くなるんですよね。
せっかく浴衣できたのに、足が痛くて歩けなくなってしまってはとっても残念です。
少し痛いなと感じたら、痛みのある場所に絆創膏を貼っておくとプロテクターとして使えます。
剥がれてしまうこともあるので、何枚か用意しておくと良いでしょう。
下駄をはく前に足にベビーパウダーをはたいておくと、鼻緒ずれしにくくなります。
親指と人差し指の間は特に念入りにはたいておくと良いでしょう。
浴衣で花火大会醜い着崩れを防ぐ方法 まとめ
普段なかなか着る機会のない浴衣だからこそ、キレイに着こなして楽しみたいですよね。
着付けをしっかりとすれば、着崩れにくなるので、事前に練習しておくと良いですよ。
浴衣をさらっと着こなして女っぷりをあげてくださいね。