楽しみにしているキャンプの日に雨が降ったら?お料理は?焚火は?
もちろん晴れて欲しいけれど、万が一の雨に備えておくと、天候に左右されることなく楽しめるでしょう。
そこで、雨の日キャンプのお料理や焚き火、雨対策についてご紹介します。
キャンプ雨の日の料理どうする?
キャンプといえば、焚火を使ったバーベキューや飯盒炊飯が代表的ですが、どちらも外でしか出来ない調理法なので、キャンプ場ならではといったところです。
着いたときには晴れていても、まずはタープを張っておくことをおススメします。
そうすると、急な雨でも慌てなくてもいいですし、調理器具が濡れることもありません。
これは直火可のキャンプ場に限らず、屋根付きの炊事場がある場合でも言えることです。
雨の中の料理なんてちょっと面倒に思うかも知れません。
しかし雨のキャンプだからこそ、じっくりとお料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
雨のキャンプにおすすめ料理
雨ならではのおすすめしたい調理法は「燻製」です。まさに「じっくり」な料理ですね。
スモーカーと呼ばれる燻製専用の装置が市販されていますが、段ボールでも代用できます。
キャンプにはたまにしか行かないという方には段ボールがおすすめです。
燻製器の作り方【コメリHowtoなび】
そして、キャンプで活躍する万能鍋“ダッチオーブン”を使って御馳走を作りましょう。
トライポッドで焚火の上に吊るしたり、グリルの上においたり、蓋に炭をのせたりと様々な調理法で使用できるダッチオーブンは、雨の日にも大活躍。
雨で焚火ができない、という場合には、七輪やバーナーを使ってじっくりっとローストチキンやパエリアなどを作ってみるのもいいですね。
キャンプで雨が降ったら焚き火できない?
「雨が降っているから焚火は無理かな。」と諦めてはいけません。
一般的なキャンプサイトは、敷地に砂利を敷いていたり、少し傾斜になっていたりと、雨の日でも問題なくキャンプを楽しめるように作られています。
なので、やり方次第では雨の日でも焚火を楽しめるんです。
雨の焚き火の場所選びと準備
雨の日に焚き火をするには、まずは場所選び。
なるべく濡れていない場所を探し、小石や砂利を敷き詰めて水はけをよくします。
そこに生木を並べて焚火の土台を作ります。
丁度いい生木が無ければ、太めの薪でも代用可能です。
場所が定まったら火の準備。
焚き付けや細かい薪などを、通常の焚火のときよりも多めに用意します。
小さく火がついたら、焚火の上に屋根をつくるように薪をならべて、雨から火を守ります。
大きめの石をかまどを作るように並べ、その上に薪を並べてれば、雨はもちろん風対策にもなります。
舞い飛ぶ火の粉がタープに穴をあける心配もないので安心ですね。
雨の焚き火の便利グッズ
焚火台という便利グッズがあります。
通常は直火禁止のキャンプ場などで使用する焚火台ですが、雨の日にも大活躍です
地面がびしょ濡れ!という場合には、焚火台があるだけで簡単に焚火を楽しむことができます。
いったん熾った日は、よっぽどの豪雨でなければ消えることはありません。
「タープの下での焚火は心配だな」という場合には、炭を熾しておくと料理や暖をとるのに役立ちます。
キャンプの雨対策
雨のキャンプの必需品は
- カッパ
- 長靴
- タオル
- 着替え
は絶対必要です。
そしてあると便利なのが
- ペグ
- 洗濯ばさみ
- すのこ
- シャベル
テントを張るときに必要なペグですが、雨の日ほど良いペグが必要です。
ひっかかりの少ないペグは、雨の日にはすぐに抜けてしまいます。雨のキャンプに備えて、良いペグを買っておきましょう。
洗濯ばさみは、濡れた服やカッパを干すときに活躍します。
すのこは長靴を脱ぐときや、着替えのときに大活躍します。
キャンプ用のアルミのすのこはコンパクトに収納ができますし、汚れても拭くだけでキレイになるのが嬉しいポイントです。
シャベルはテント内に雨水が入ってくることを防ぐために、テントの周りに側溝を掘るのに使用します。
石や木の棒などで掘ることもできますが、しっかりとした側溝を作るためにはシャベルがいちばんです。
です。
晴れていても急な雨に見舞われることもあるので、テントやタープに防水スプレーをしておくといいでしょう。
備えあれば憂いなしです。
まとめ
楽しみにしていたキャンプの日に、雨が降ってしまうとがっかりしてしまいますよね。
しかし、雨の日のキャンプも、工夫次第では楽しいものになります。
キャンプならではのお料理をじっくりと作ってみたり、近くの観光地に足を伸ばしてみるものいいかもしれません。
雨の日なりの楽しみ方で、素敵な思い出を作ってくださいね。
川の近くのキャンプ場の場合は、急な増水などに気を付けてください。