楽しみにしていたキャンプの日に、雨が降ってしったらどうしたらいいでしょうか。
子供は1日中テントの中なんて無理だろうし、タブレットなどでの映画鑑賞は時間は潰せるけど、ちょっと違う気が。
今回は、雨の日のキャンプでも、子どもを退屈させない遊び方や注意点などをご紹介します。
キャンプで雨なら子供の遊び何がある?
自然の中で思いっきり遊んで、日常とはちがうゆっくりとした時間の流れを楽しむのがキャンプの醍醐味。
自然のなかでは、普段とはちがう子どもたちの表情が見られるのも楽しみのひとつですよね。
晴れていれば、釣りや水遊び、松ぼっくりやどんぐり拾いなど、自然を満喫して遊べるのですが、雨のときは困ってしまいます。
せっかくキャンプに来たのに、一日中テントの中では子どもたちも持て余してしまうことでしょう。
しかし、雨だからといって諦めてはいけません!
雨なら雨なりのキャンプの楽しみ方があるんです。
工作をする
子ども用に工作キットなどを用意しておくと、雨でも十分に楽しめます。
それも、自然の中で見つけた材料や、アウトドアならではの物を作るのがキャンプならでは!
石は現地調達できるので、持って行くのは絵具セットだけ。お家にあるものを持って行けばいいだけなので、新たに何かを購入したりするお金もかかりません。
専用の粘土やパーツが必要ですが、火やハサミを使う必要がないので子どもたちだけでも安心して楽しめます。
夜になったら作ったキャンドルを灯して、良い雰囲気のなかのんびりとした時間を満喫できますね。
この他にもさまざまな工作キットが販売されているので、子どもの年齢や好みに合わせて用意しましょう。
テント内で遊ぶなら
テント内では、ジェンガやカードゲームがおすすめ。意外とムキになるので、楽しく時間がつぶせます。
スペースが確保できるなら、ボードゲームを持って行ってもいいですね。
タープの下で遊ぶなら
キャンプ場でのお料理は、自宅とは違い、子どももワクワクするものです。
一緒に作るのも良い思い出になります。
焚火などにも、子どもたちは興味があります。いい経験にもなるので、火の起こし方などを教えてあげるのも良いでしょう。
近隣のお出かけスポットを調べておく
キャンプ場ではどうしても持て余してしまう!という時には、近くの観光施設などに出かけてしまうのもアリです。
博物館や温泉、室内テーマパークなど、雨でも楽しめる施設を調べておくと良いでしょう。
「キャンプに来たのに」と思うかもしれませんが、これもキャンプに来たから行けるお出かけスポットです。
テントで寝たり、タープの下でご飯を食べたりすることはできるので、あまり気にすることはありません。臨機応変に楽しみましょう。
キャンプ雨の日の楽しみ方さて子供はどうする?
小雨程度の雨ならば、思い切って外で遊んでしまっても良いですね。
普段は「雨が降ったら傘をさす」が当たり前ですが、「自然を楽しむ」ということで、雨を楽しんでしまいましょう。
カッパや長靴を装備して、森の中なの散策も楽しいものです。
大きな水たまりや、葉っぱをつたって落ちてくる雫など、日常ではあまり見ることのできない自然の姿が見えるでしょう。
葉っぱの裏で雨宿りをしている昆虫を探してみるのも良いですね。
大人はつい「雨が降った場合に備えて」と考え勝ちですが、雨でも子供は外で楽しめるものです。
幼稚園くらいまでの年齢の低い子たちは大人が付いてあげないとダメですが、パパやママ、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんについて回るだけで楽しめることもあります。
雨の日だからこそ感じられる、自然の恵みに触れてみてはいかがでしょうか。
ただし、突然の増水や予想外に急な流れだったりするので、川の近くには行かないように注意しておいてくださいね。
雨のキャンプの注意点
雨が降った時のことを考えると、キャンプではタオルや着替えは多めに必要です。
風邪をひかないように、濡れたらすぐに着替えるようにしてください。
タープの下で濡れた服を乾かすために、ロープや洗濯ばさみを持って行くと良いでしょう。
しかし、タープの下で焚火をしているときには注意が必要です。
火の粉が舞って服についてしまうと大変なので、干す場所には十分注意をしてください。
そして、忘れてはならないのが「川の増水」です。
テントを張る場所は、増水しても流される心配のない場所を選びましょう。
日中は川の変化にも気が付きやすいですが、夜間には川の増水などに気が付かないこともあるので要注意です。
雨脚が強い場合には、撤収をすることも視野に入れておきましょう。
まとめ
せっかくのキャンプなので、スッキリと晴れた空の下で楽しみたいところですが、天気ばかりはどうすることもできないので仕方ありません。
雨なりの楽しみ方で、家族でのキャンプを満喫しましょう。
雨の日のキャンプは、普段はあまり経験できない貴重な体験ができる絶好のチャンスかもしれませんよ。