生理が来なくなってしまったのは、ホルモンバランスの乱れが原因、、、
ストレスを溜めないようにと言われても、仕事をしている以上ストレス回避は到底無理!
ならばせめて日々の食事に注意して改善したいものです。でも一体どう気を付けたらいいの?
というあなたに!生理不順の改善に効果的な食べ物や飲み物、ホルモンバランスを整える食事メニューをご紹介します。
生理不順を改善する食べ物とは?
生理が来なかったり、不定期だったり、中には病院で診察してもらって生理不順と診断された人もいるでしょう。
一般的に正常とされる生理周期は25日~39日。
それ以外は生理不順とされ、場合によっては治療が必要になることも。
生理不順になる主な原因はストレスや不規則な生活、そして食生活の乱れです。
ストレスの少ない生活を送るのが一番なのですが、仕事をしている以上ストレス回避は到底無理!
ストレスを回避しようと必死になり負のスパイラルに陥る可能性すらあります。
生理が来ない原因はストレス?妊娠以外で考えられることチェック!
それならば、食事を見直して生理不順を改善していきましょう。
ストレスなどで生理不順になってしまうのは、結局のところホルモンバランスの乱れが原因です。
この場合は、日々の食事に気を付けることでホルモンバランスを改善することができるんですね。
そのために摂取して欲しい栄養素は
- コレステロール
- タンパク質
- ビタミンB6
- ビタミンE
- 亜鉛
- 鉄分
- イソフラボン
です。
イソフラボンはよく聞きますが、コレステロールはちょっと意外かも知れませんね。それぞれ順番に見てみましょう。
女性のホルモンバランスにイソフラボン
イソフラボンはエストロゲンという女性ホルモンに似た働きをすることで有名だと思います。
実際に「豆乳を飲む習慣をつけたら生理不順が改善した」という方も多く、効果が期待できる栄養素ですね。
イソフラボンは納豆、豆乳、味噌、豆腐、きな粉などの大豆食品に多く含まれています。
サプリも販売されていて手軽に摂取できるのですが、サプリでの摂取はあまりおすすめできません。
サプリで摂取すると吸収がよく、イソフラボンがストレートに体に入るため、摂りすぎてしまう恐れがあるんですね。
イソフラボンは効果的な反面、摂りすぎると生理の出血量が増えたり、期間が長くなったりします。
過剰摂取もホルモンバランスを崩す原因になってしまうので、食事から摂るようにすることをおすすめします。
コレステロール・タンパク質とホルモンの関係
コレステロール、タンパク質は摂りすぎると生活習慣病の原因になってしまうものですが、逆に少ない場合にはホルモンを生成することが難しくなります。
”コレステロール=悪いもの”というイメージがあるかも知れませんが、適度に摂ることは必要なんですね。
コレステロールは魚卵系や牛肉などには両方含まれるので、適度に摂取するようにしましょう。
ホルモンバランスを整えるビタミンB6とビタミンE
ビタミンB6はホルモンバランスを整えPMS(月経前症候群)の症状を緩和する働きがあり、生理不順にも効果的。
マグロやカツオ、鶏ささみ、納豆、胡麻、バナナなどがビタミンB6を多く含みます。
ビタミンEは血行促進、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。
玄米、ナッツ類、納豆、アボカド、かぼちゃ、ブロッコリーなどに多く含まれます。
女性ホルモンを活性化する亜鉛と鉄分
亜鉛は牡蠣、納豆、ココアなどに多く含まれ、女性ホルモンを活性化してくれます。
そして鉄分と言えば血!ですよね。血って鉄の味がするというくらいですから。
鉄分が不足することで生理が止まることもあるようで、鉄分を多く含む、ほうれんそうやひじき、レバー、赤身の肉、納豆などを食べるようにしたら生理が再開することもあります。
生理不順の改善におすすめの食材といえば
私がオススメしたい生理不順に効く食べ物は「納豆」です!
ビタミンB6、ビタミンE、亜鉛、鉄分全てが豊富に含まれる優秀な食材なんです!
1日に1パック食べる習慣をつければ、無理なく生理不順に効く栄養素が摂取できますね。
生理不順を改善する飲み物とは?
食事と同じように、飲み物にも気を付けたいところ。
女性ホルモンを活性化させる働きのある亜鉛が含まれるココアやハーブティーでリラックスするのもいいでしょう。
イソフラボン目的で豆乳を飲むのも良いですが、食事で納豆やお味噌汁などから摂取している場合には摂りすぎになってしまうこともあります。
豆乳を飲む場合には、1日に200ml程度にしましょう。
とはいえ、飲み物から栄養を摂るのはなかなか難しいものがあるので、基本的には温かい飲み物を摂るようにすればOKです。
生理不順を改善するためには体を温めることも大切。
体を温めることで、血行促進、女性ホルモンと自律神経のバランスの乱れを改善することができるんです。
中でもショウガなどの根菜は体を温める作用があるので代謝アップが期待できます。
スライスした生姜を煮出したり紅茶に入れるだけでもOKですが、乾燥生姜の粉末やジンジャーシロップ、サプリなんかも売ってるので、簡単に効率的に摂取したいなら上手に取り入れるといいですね。
生理不順におすすめ飲み物まとめ
- ココアで女性ホルモンを活性化
- ハーブティーでリラックス
- 豆乳でイソフラボン摂取
- 温かい飲み物で代謝アップ
上手に活用して下さ。
ホルモンバランスを整える食事メニューの例
それでは、ホルモンバランスを整えるオススメのメニューをご紹介します。
朝ごはん、ランチ、晩ご飯と時間別にまとめました。
ホルモンバランスを整える朝食メニュー
・バナナ 1本
・シリアル 50g
・プレーンヨーグルト 100g
・はちみつ 大さじ1
【作り方】
1、ヨーグルトにハチミツを入れて混ぜます
2、バナナを5㎜程度にカットしておきます
3、1にシリアルを入れて、上からバナナを乗せたら出来上がり
ビタミンB6、亜鉛が摂れて、腸内環境を整える効果も期待できます。
ホルモンバランスを整える昼食おすすめ
・かぼちゃ 1/4
・レーズン 大さじ1
・お好みのナッツ類 20g
・マヨネーズ 大さじ2
・はちみつ 大さじ1
【作り方】
1、かぼちゃを一口大にカットし、電子レンジで4分加熱します
2、1のかぼちゃの皮を取り除き、粗目にマッシュします
3、お好みのナッツ類をオーブンで10分程度ローストします
4、かぼちゃにマヨネーズとはちみつを混ぜ、レーズンとナッツをトッピングして出来上がり!
かぼちゃとナッツでビタミンE、レーズンで鉄分が摂れます。
見た目もオシャレでお弁当にもオススメです。
ホルモンバランスを整える夕食メニュー
・マグロ 80g
・納豆 1パック
・しそ 2枚
・刻み海苔 適量
・醤油 小さじ2
・ごま油 小さじ2
・酒 小さじ2
・酢飯 お茶碗1杯分
・卵黄 1個
【作り方】
1、マグロを一口大にカットして、醤油と酒、ごま油を加えて混ぜます。
2、味が染みてきたところでよく混ぜた納豆としそを加えて混ぜます。
3、酢飯の上に2を乗せて、刻み海苔と卵黄をのせて出来上がり
ホルモンバランスを整えてくれる優秀な食材ばかりのマグロ納豆丼。
温かいお味噌汁と一緒に食べるとより効果的です。
食事から栄養を摂る分には、摂りすぎることはないので積極的に摂りましょう。
サプリと併用してしまうと摂りすぎてしまうのでご注意を!
生理不順を改善する食べ物や飲み物。ホルモンバランスを整える食事 まとめ
食事を見直せば、思いもよらぬ効果が実感できるかもしれません。
ホルモンバランスが整うと、美容効果も期待できますね。
バランスの良い食事と、温かい飲み物で、ホルモンバランスを整えましょう!