ベタベタする汗は気持ち悪いですよね。
でも、そんな嫌なベタつきは、食生活を見直して体質改善することで解決できるんです!
そこで、今回はベタベタ汗の原因やサラサラ汗への改善方法をご紹介します。体質改善でベタベタ汗とサヨナラをして、夏を快適に乗り切りましょう!
汗がベタベタする原因は?
汗のタイプは大きく分けて2つ
【サラサラ汗】と【ベタベタ汗】があるんです。
実は汗のかき方は人それぞれなんですよ。同じように汗をかいても、サラサラした汗の人もいるんです。
汗がベタベタしてしまう原因は
・運動不足やエアコンの使用などが原因でおこる汗腺機能の低下
・食生活の偏り
などが考えられます。
ベタベタ汗の原因1 汗腺機能の低下
運動不足やエアコンの使用などが原因でおこる汗腺機能の低下。
日頃から汗をかかない生活をしていると汗腺の機能が低下してしまいます。
汗腺は、汗に含まれている塩分やミネラルを再吸収する働きがあります。
汗腺機能が低下してしまうと、塩分やミネラルが再吸収されずに汗と一緒に排出されてししまうんですね。
そして、外に出てしまった塩分やミネラルがベタベタ汗の原因になってしまうんです。
ベタベタ汗の原因2 食生活の偏り
肉や脂っこいものが中心の食生活は、皮脂が過剰に分泌されて汗をベタベタにしてしまいます
皮脂は皮膚を守るために必要なものですが、過剰に分泌されてしまうとベタベタ汗や嫌な臭いの原因になってしまいます。
また過剰な飲酒も汗をベタベタにしてしまいます。
ベタベタ汗には、塩分やミネラルの他にもさまざまな体内成分(いわゆる老廃物ですね)が含まれています。
汗は水分以外の成分が多ければ多いほど、ベタベタした汗になってしまうんです。
汗のベタベタとサラサラの違いは?
どうせ汗をかくなら、さわやかなサラサラ汗の方が良いですよね。
ベタベタ汗とサラサラ汗の違いはどんなものなのでしょうか。
サラサラ汗になる環境
汗腺が上手に機能し塩分とミネラルが再吸収されると、体外に出る汗は水分と少量の塩分で構成されたサラサラ汗になります。
体外に素早く排出されて、すぐに乾き、汗をかいても爽快感があります。
ベタベタ汗になる環境
汗腺機能が低下し、塩分やミネラル、老廃物などが汗として排出されてしまうとベタベタ汗になります。
体外になかなか排出されず、蒸発するのに時間がかかります。
汗をかいても不快感が残ります。
このように、サラサラ汗とベタベタ汗はとっても対照的なんですね。
汗は、体温調節する重要な役割を担っているのですが、ベタベタ汗だとうまく体温を下げられないそうです。
汗をサラサラにする食べ物は?
サラサラ汗とベタベタ汗の違いが分かったところで、サラサラの良い汗をかくために、食生活を見直していきましょう。
ベタベタ汗になる食材
ベタベタ汗になってしまう食生活は、肉や脂っこいものが中心の食生活。
肉、魚、卵、牛乳などの動物性たんぱく質は人間にとって必要な栄養源なのですが、脂肪やコレステロールなども含まれているんですね。
ベタベタ汗を改善するために、摂りすぎ注意したい食べ物は
・揚げ物
・肉
・乳製品
・ごはん、パン、麺類
・ケーキやお菓子類
・お酒
です。糖質も関係しているようですね。
でも、動物性たんぱく質は不足してしまうと、疲労がたまりやすくなったり、免疫力の低下、むくみなどの不調をひきおこしてしまいます。
なので、動物性たんぱく質を摂ったら、それと同じくらいの抗酸化力の高い食べ物を摂ることが大事になってきます。
抗酸化力とは、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素の働きを抑制するものです。
そして、抗酸化力の高いビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、リコピンなどを積極的に摂取することによってベタベタ汗をサラサラ汗に変えていくことができるんです。
ベタベタ汗をサラサラに変える食材
リコピン=トマト、すいか、ピンクグレープフルーツなど
ポリフェノール=カカオ、赤ワイン、リンゴ、ブルーベリーなど
ビタミンA=緑黄色野菜
ビタミンC=いちご、レモン、ピーマン、アセロラなど
ビタミンE=ナッツ類、植物油、うなぎ、たらこ、アボカドなど
上手に摂るコツは、それぞれの栄養素を豊富に含む食品を組み合わせて摂ること。
緑黄色野菜をオリーブオイルで炒めたり、トマトとアボカドをサラダにしたりするとより効果的です。
汗がベタベタする原因 まとめ
ベタベタ汗を改善するには、食生活の見直しが必要ですが、それと同じくらい運動も大切です。
運動を習慣化してこまめに汗を出していくうちに、ベタベタ汗からサラサラ汗に変化してくると思います。
まずは食生活を見直して、適度な運動を取り入れていきましょう。
いい汗をいっぱいかいて、さわやかに夏を過ごしましょう!