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体の悩み

人前で緊張して声が震えるんです。原因と克服方法を教えて下さい。

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緊張すると声が震えたり、裏返ったり、時には声が出なくなる。困りますよね。

少し震えてしまっただけでも周囲の目が気になり、余計に震えてしまうという悪循環に陥るんですよね。

では、そんな緊張時の症状について、原因や克服方法、その場で即効性のあるものなどをまとめました。

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人前で緊張して声が震えるのはなぜ?

自分のことは自分が一番理解しているつもりでも、自分をコントロールするのは難しいもの。
緊張すると声が震えたり、声が出なくなるなどの症状は、わかっていても自分ではどうすることもできないものです。

これは人に接するときや人前に立つときに極度に緊張してしまう「あがり症(緊張症)」のせいだと考えられます。

この「あがり症(緊張症)」は、声の震え、声が出なくなるなどの症状の他、手足の震え、顔が赤くなる、どもる、汗をかくなどの症状がでることもあります。

これらの症状の出方は人によってさまざまで、声が震えるだけの人もいれば、複数の症状が一度に現れてしまうこともあります。

しかし、緊張して声が震えたりすることは決して異常なことではありません。
人は誰しも緊張するもの。多かれ少なかれ、誰にでも起きていることなのです。

声が震える原因は?

緊張すると声が震えてしまうという症状は、特に日本人に多い心の問題だそうです。
日本の学校教育は、小さいころから集団行動を重視する傾向にあるので、周りに合わせて動こうとする癖が付いてしまっているんでしょうね。

そしてその集団に馴染めないと、社会的に認められないといった風潮があるようで、それが不安の原因になり、緊張を煽ってしまいます。

欧米のように、小さい頃から学校で議論や発表の場が設けられていると、自己主張がハッキリして自分の個性にも自信を持つ人が多くなるんでしょうが、それでもやはり人それぞれ持った性格もあるので、一概には言えませんけどね。

その他にも声が震える原因は

  • 先のことを考えすぎて不安になる
  • 人前に出ることに対する不安
  • 相手が自分のことをどう思うか気になる
  • 自分に自信が持てない
  • 声が震えてしまうことに対しての恐怖心
などが考えられます。主に対人恐怖の面が強いですね。

やはり、周りの目を気にしない、楽観的で前向きなタイプの人は、このような症状はあまりみられないです。

逆に真面目すぎる人やプライドの高い人、何でも完璧にこなしたい完璧主義者などの人が陥りやすい傾向があるようです。

私はどちらかというと前者のタイプですが、それでも全く緊張しないというわけではなく、症状が他人から分かりにくいというだけで内心は落ち着きがなかったり、心臓もドキドキして声がいつもより出しにくかったりします。

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緊張で声が震えるのを克服する方法

では、緊張して声が震えるなどの症状を根本的に克服するにはどんな方法がるんでしょう。

専門家からのアドバイスをうける
声の震えやあがり症を克服するためのマニュアルなどが多く販売されいて、専門的で具体的な克服方法を知ることができます。
病院で治療する
心療内科や精神科でのカウンセリングや投薬治療をします。
個人輸入で薬を購入することができますが、薬を飲むだけでは根本的な克服はできません。医師のカウンセリングと合わせて治療を進めましょう。
場数をこなして慣れる
家族や親しい友人などの前では声が震えることがないように、慣れた人や場所では症状はでません。
最初は震えてしまいますが、場数をこなして慣れてしまえばリラックスすることができるでしょう。

今すぐに治るものではありませんが、焦らず少しずつ進めていくといいですね。

咄嗟の震えに対処するツボ

声の震えをその場で止めたい場合にオススメしたいのが「リラックスのツボ」です。
緊張を感じたら、手にある3つのツボを押してリラックスをしましょう。

  • 労宮(ろうきゅう)
  • 手のひらのほぼ真ん中、手を開いてから薬指を軽く曲げて指先がつく場所にあります。
    この労宮を10回、ゆっくりと押したり離したりしましょう。

  • 神門(しんもん)
  • 手首の横じわの小指側の窪みにある神門。ここを円を描くように親指で指圧しましょう。

  • 内関(ないかん)
  • 手首から指3本分下の腕の中央にある内関。この内関を親指で強く押すと動悸が治まりリラックスできます。
    普段から、こまめにツボを押してリラックスする感覚を掴みましょう。

「ツボを押せばリラックスできる」と体が覚えれば、いざというときにツボを押すだけで緊張を緩めることができるようになります。

ツボ以外にも「斜め上を見上げて息を吐く」という行為も緊張緩和に効果的です。
息を吐く行為は、心をリラックスさせる副交感神経の働きを強くします。単純な動作ですがとても効果的ですので試してみて下さい。

どちらも「これで必ず治まる」と暗示を掛けておくと相乗効果が期待できますよ。

まとめ

さまざまなマニュアルや薬などの克服方法がありますが、まずは自分に合った、緊張の少ない環境を作ることも大事なことです。
緊張の少ない環境でマニュアルに沿った方法を実践したり、どうしてもという時だけ薬に頼ったりすることで、改善することもあります。

また、ツボ押しのような「リラックスの儀式」を作っておくのも良いでしょう。
プラシーボ効果(=偽薬効果。実際に効果が無いものでもそう思うことで効果が出ること)も手伝って、声の震えを止めることが期待できますよ。

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