赤ちゃんが初めて外の空気に触れる退院時は、ママやパパにとっても特別な感動があると思います。
でも冬生まれの赤ちゃんの場合は、初めての外の空気はひんやりとして刺激が強いかもしれませんね。
退院時どのくらい着せれば良いの?おくるみはどんなものが良いの?という、赤ちゃんの寒さ対策について解説します。
冬生まれ赤ちゃんの退院時の服装は?
生まれたての赤ちゃんの体温調節機能はまだまだ未発達。気温と一緒に体温も上下してしまいます。
冬の寒い外気に晒されれば、赤ちゃんも低体温になってしまいますね。
赤ちゃんの記念すべき退院時には、ベビードレスを着せる方もいると思いますが、必ずしもベビードレスを着せなくてはいけないわけではありません。
退院後やお宮参りぐらいしか活躍する場面が無いベビードレスは用意しないご家庭も多いです。
特に冬生まれの赤ちゃんは、お宮参りの時も寒く、ほとんどの時間をおくるみでくるまれているので『必要なし』と割りきるママもいるようです。
なのでベビードレスを用意しない場合は、
◆短肌着または長肌着
◆ツーウェイオールやカバーオール
の2点を着せて退院するのがオススメです。
この上におくるみでくるんであげれば大丈夫。車やタクシーでの移動であれば、あまり厚着をさせない方が良いでしょう。
寒い時期とはいえ、病院の玄関から車まで、車から自宅までの間しか外気に触れないので、あまり神経質にならず『着せ過ぎて汗だく』なんてことのないようにしてあげて下さい。
赤ちゃんの退院時おくるみは冬はどうする?
退院後も何かと大活躍のおくるみ。
赤ちゃんが大きくなっても、お昼寝やお散歩の防寒などと使い勝手がよく、必需品と言っても過言ではありません。
でも、素材もデザインもたくさんあって、どんなものを選べばいいか迷ってしまいますよね。
おくるみを選ぶ際に気にして欲しいのは素材ももちろんですが、着脱のしやすさ。
くるむのに時間がかかるようなものは、赤ちゃんにもママにもストレスになってしまいます。サッと巻けて、サッと取れることが大事。
おくるみとしてしか使用できないものよりか、ブランケットなどの方が用途も幅広く、使い勝手が良いかもしれません。
冬生まれならフリース素材のブランケットをおくるみとして使用すれば、家の外でも中でも活躍してくれると思います。
ブランケットだけでは寒そうかな?という時にはバスタオルと併用することで温かさを確保できますよ。
退院時や1ヶ月健診などの時には、車内では上からかけてあげて、外に出るときはクルッと巻いてあげることで体温調節をしてあげましょう。
出産後の退院時の服装ママ編
赤ちゃんの退院の時の服選びに夢中になって、自分の服についてはうっかりしてしまうママもいるので気を付けて下さいね。
- 大きかったお腹は退院時にはどんな感じかしら?
- マタニティー用の洋服ではブカブカかも?
- いきなり妊娠前のパンツとか履けるのかな?
と悩んでしまいます。
せっかくだからオシャレもしたいですよね。
退院時のママ達の服を見ていると、ワンピースの方が多いですね。
出産後のお腹はまだまだ元には戻らず、残念ながら妊娠前に履いていたパンツやスカートではお腹周りがキツイかもしれません。
でも意外な落とし穴が『授乳口』の有無!
ワンピースで退院の場合、授乳口のないものだと急な赤ちゃんのおっぱいコールの時に困ってしまいます。
ワンピースをまくり上げて授乳をしなくてはいけなくなるので、是非、授乳口のあるものを用意してくださいね。
産後でも着られるマタニティーワンピースで、授乳口があるものが1枚あれば大活躍してくれると思います。
スタンダードで落ち着いたデザインであれば1ヶ月健診やお宮参りでも使えますね。
まとめ
記念すべき退院ですが、荷物も多くバタバタしてしまって「セレモニー感が味わえない!」なんてこともあるようです。
でも、大事なのは赤ちゃんが元気に生まれて、ママやパパと一緒にお家に帰れるということ。退院時もですが、赤ちゃんを抱いて自宅の玄関をくぐるのも感動的なんです。
なんてことない日常に赤ちゃんが居るというだけで、新鮮で特別なことに感じます。
温かく赤ちゃんを迎える準備をしっかりして、残り少ない妊婦期間をリラックスして楽しんで下さいね。