出産が春先の4月。暖かくなってくるとは言え、赤ちゃんにとってはまだ寒い日もあるかも知れません。
そうなると、退院時の服装や、おくるみが必要かどうかと悩むところです。
そんなママのお悩みを解決する、春産まれの赤ちゃんの退院時の服装や、必要なものリストなどをご紹介します。
退院時はおくるみ春でも必要?
退院準備のリストなどをみてみると書かれているのが「おくるみ」。
このおくるみ、冬生まれの赤ちゃんには必需品ですが、4月生まれの赤ちゃんが実際に使うかというと、答えは「どちらともいえない」といったところです。
退院時の帰宅方法が車の場合は、外気にさらされる時間はほとんどないと思うので、少しくらい肌寒くてもおくるみは必要ありません。
とはいえ、花冷えという言葉があるように、寒い日もけっこうあるので、寒い日にはおくるみがあったほうが良いことも。
しかし、何かと入用な時期でもありますし、使うかどうかわからないものを購入するのもためらわれますよね。
そんな時にはバスタオルや、ひざかけなどを代用として使用しましょう。
正方形のおくるみとちがって、若干くるみづらいですが、退院時にちょっとだけ使用するのであれば問題ありません。
「せっかくだし買っておこうかな?」という場合には、夏でも使えるガーゼ素材のおくるみがおすすめです。
夏はどこにでかけてもエアコンが効いていて寒いこともあるので、ガーゼ素材のおくるみはなにかと重宝します。
赤ちゃんの退院時の服装は春なら何着る?
4月は桜や菜の花などの花が咲き、暖かな季節ですが、意外と寒い日があるんです。
東京の4月中旬の日中の平均気温は18℃前後ですが、雨が降ると12℃くらいまで落ち込むこともあります。
最低気温は10℃を下回ることはざらで、朝晩は冷え込むことが多いんですね。
春物の軽い服を着たいところですが、上着1枚ないと肌寒く感じる日もあり、なかなか上着が手放せない時期でもあります。
そんな4月に生まれる赤ちゃんの退院時。
一般的に春生まれの赤ちゃんの服装は、
短肌着or長肌着+ツーウェイオールやカバーオール
で良いとされています。
これに調節用の新生児ベストを用意しておけば、「寒いかな?」という時にも対応できます。
春生まれの赤ちゃんにオススメの素材と各特徴は
- 綿
- パイル
- 天竺
- フライス
綿素材は通気性、吸湿性、放湿性に優れ、赤ちゃんの服に最適の素材。
パイル素材は、吸水性が高く、汗をよくかく赤ちゃんにはうれしい素材です。
天竺素材は、Tシャツに使われている薄手の素材で、通気性がよく、さらっとした着心地で春夏のウェアに適しています。
フライス素材は、伸縮性、通気性に優れた柔らかな生地で、赤ちゃんの肌着の定番素材です。
これらを総合して考慮してみると、春生まれの赤ちゃんの退院時におすすめの服装は
フライス素材の肌着+綿素材のツーウェイオール
ですね。
サイズは50~60㎝のものがいいでしょう。
セレモニードレスの購入を検討している場合も、綿素材のものを選ぶといいですよ。
お宮参りに行くのは1ヵ月後の5月や6月なので、暑いと感じる日もあるくらいでしょうから、セットになっているおくるみなどは必要ないかもしれません。
新生児に必要なもの春編
春生まれの赤ちゃんに必要な肌着やウェアは
●コンビ肌着・・・5~6枚
●ツーウェイオールやカバーオール・・・3~4枚
●新生児用ベスト・・・1~2枚
退院時には短肌着かコンビ肌着1枚とツーウェイオールやカバーオール1枚あれば良いでしょう。
そして春生まれの赤ちゃんにおすすめしたいのが「汗取りパット」。
赤ちゃんは授乳中や寝入りばななどによく汗をかきます。
この汗取りパットは、赤ちゃんの背中にいれておき、汗をかいたまま寝てしまったときなどに、それだけを抜き取れば、冷えや汗疹を防いでくれる優れものです。(首の後ろからセーラー服のように襟を出しておくので、外から引っ張るだけで外すことができます。)
退院時にも背中にいれておけば、車の中で汗をかいても心配いりません。
着替えなくても、冷えや汗疹の心配がありませんし、赤ちゃんが寝ているときでもそっと取ることができるので起こしてしまうこともありません。
新生児期を過ぎてからや夏の外出にも重宝するので、長く使えますよ。
まとめ
出産を控え、未知なる赤ちゃんとの生活をあれこれ想像していると、「あれも必要かな?」「これも買っておいた方がいいかな?」と、本当に必要かどうかわからずにいろいろと買ってしまうこともあると思います。
しかし、必要最低限の衣食住に関するものがあれば、なんとでもります。
あれこれ買うのは、赤ちゃんが生まれてからでも遅くはありません。
本当に必要なものを見極めてからお買い物をして、浮いたお金で出産を頑張った自分へのご褒美を買うのもいいかもしれませんよ。