抵抗力が弱い赤ちゃんにも容赦なく花粉が降りかかります。
できればアレルギー反応がないまま無事に過ごしていきたいですよね。
室内にいるだけなら大丈夫のような気もしますが、洗濯を干したり家族が外出時に花粉を持ち帰ったりと、なかなか気を緩められません。
それに、天気が良い日はベビーカーでお散歩もしたいですよね。
そこで、赤ちゃん服の洗濯やお散歩時の花粉症対策をご紹介します。
花粉の季節の赤ちゃん服の洗濯方法
花粉症の時期は外に洗濯物を干すと、飛んでる花粉が服に付く可能性大です。
赤ちゃん服だけでなく、大人の服も同じように気を付けないと、部屋に持ち込むことになります。
また、特に布団やタオル類は一番花粉をくっつけてしまいやすいです。
かといって室内干しだけだと臭いも気になるし、場所が無いなんてこともあるでしょう。
なので、ちょっと注意をして外干しするといいですね。
外での干し方
マンションなどのベランダで服を干す場合は、雨避け用に売られているカバーがあるので、それを使うと便利ですね。
花粉や黄砂も通さないものも売られています。
カバーによって日光が当たりにくくなるため、半部屋干しのような仕上がりになりますが、風通しのよさと高めの室外温度で、部屋干しよりも早く乾きますし、臭くなりにくいですよ。
洗濯物の取り込み方
取り込むときは、表面をはらったり、はたいて見えない花粉を落とします。
取り込む服が沢山ある場合は、コロコロする粘着テープを利用するのも一つの手ですね。
注意するポイント
布団はどうしても外に干したいときは、上にカバーをしたり、取り込む際に念入りに叩くといいでしょう。
また、布団乾燥機でもある程度はふっくらしますし、かび臭さや、ダニによる肌がゆさを減らすこともできるので、あるなら利用するといいですね。
バスタオルも枚数が多いと室内干しにし辛いので、市販の花粉避けスプレーを使ってみるのも手です。
赤ちゃんの花粉時期のお散歩どうする?
「花粉時期だからお散歩はしばらくなしね。」と言っても、赤ちゃんは大人しくしてくれません。
家にばっかりいると息がつまってしまうのは大人も一緒ですよね。
こういうときは、ひと工夫して出かけましょう。
レザーやポリエステル、ナイロン系の服が付きにくいんです。シルクは高級品ですが、赤ちゃんの寝間着に利用してもいいですよね。
ウール、フリース、ファーは花粉が付きやすいので避けましょう。
寒い季節はウールのセーターやフリースを着せておきたいですが、その場合はナイロン素材のものを一番上にもってくると、いいですね。
花粉症をとおさない、バギーマスクというものもあります。赤ちゃんは暑苦しさに泣いてしまうこともあるかも知れませんし、逆に気に入ることもあるので、いずれも使ってみて赤ちゃんの様子を見て決めるといいですね。
赤ちゃんにうがいさせるのは、ちょっと難しいですが、目や鼻、口の周りをお湯で濡らしたガーゼで拭いてあげるといいですね。
花粉の症状が疑わしいときは、いざという時用に花粉用の目薬を用意しておくと安心ですね。
薬局で市販されているものもありますが、赤ちゃんに使うのであれば病院で処方してもらった目薬のほうが安心です。
赤ちゃんの花粉症予防に効果的なのは?
服装や日頃の洗濯以外に、花粉症を予防する方法は、
花粉症の飛散が少ない日を選ぶ
雨の日や湿気の多い日は、雨で地面に流れてしまうのと、湿気で空気中の水分に花粉がくっつき、あちこちに浮遊しません。そのため吸い込む量が減ります。
また、晴れているとつい部屋の換気をしたくなりますが、花粉は気温が上がるお昼から夕方がいちばんよく飛びますので、その時間の喚起は避けてください。
気になる時は空気清浄機を上手に利用するといいですね。
食べ物で予防
ヨーグルトで腸内環境をととのえますが、離乳食を始める前の赤ちゃんは母乳から摂取するしかありません。
とはいっても、ヨーグルトは直接摂らないと効果が少ないと言われていますが、お母さんが摂取して花粉症を軽減できれば、赤ちゃんへの影響も少なくできるかも知れません。
水を宅配水に変えることで、多少軽減できることもあります。
花粉症の悩み対策一覧はこちら⇒花粉症お役立ち記事リンク集まとめ
まとめ
赤ちゃんの時は、母乳が強い味方ですよね。
母乳の質がいいと花粉症もそうですが、風邪やインフルエンザにも対抗できるので、病院の薬よりも効果が期待できるという説も。
花粉を治す薬はないのですが、日本にいる限り必ず出会う問題です。できるだけ予防しておきたいですね。