学生の頃にしていたスポーツや、日々のヒールを履いての通勤などで、いつのまにかしっかりとした筋肉がふくらはぎに。
でも、女性らしいスラっとした細いふくらはぎに憧れますよね。
そこで、ふくらはぎの筋肉を落とす方法や、すらっとした細いふくらはぎを作るための歩き方、効果的なストレッチなどをご紹介します。
ふくらはぎの筋肉を落とす方法
ふくらはぎにしっかりとついている筋肉を落とすために必要なことは
『筋肉の質を変えること』です。
ふくらはぎの筋肉は、腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋という2つの筋肉で構成されています。
ふくらはぎは元々脂肪が少ないうえに、腓腹筋もヒラメ筋も発達しやすい筋肉です。
そのために、ふくらはぎに筋肉がつくと、太く大きく見えてしまうんです。
では、もう少し詳しくみていきましょう。
ふくらはぎの筋肉の種類
筋肉には「速筋」と「遅筋」の2種類があることをご存知ですか?
速筋は、筋トレなどの無酸素運動のときによく使われる筋肉で、太くなりやすい筋肉です。
一方、遅筋はマラソンなどの有酸素運動のときによく使われる筋肉で、太くなりにくい筋肉です。
マラソン選手のふくらはぎを思い浮かべていただけるとわかりやすいかと思うのですが、マラソン選手のふくらはぎって筋肉質なのに、ほっそりとしていますよね。
その理由は、マラソン選手の筋肉は速筋ではなく遅筋が発達しているからなんです。
先ほど、ふくらはぎの筋肉を落とすには『筋肉の質を変えること』と言いましたが、簡単にいえば『速筋を落として遅筋に変える』ということです。
ふくらはぎの筋肉を細くする歩き方とは?
筋肉質でがっちりとしたふくらはぎを、すらっとした細いふくらはぎにするためには、普通のダイエットでは効果は得られません。
ふくらはぎに筋肉をつけない方法は、速筋をなるべつかわない歩き方が効果的なんです。
ふくらはぎの筋肉を落とす歩き方
1、まず、前にくる足は、かかとで着地をして、つま先に体重移動をして、足首を使って踏み出します。
ポイント:着地をするときにはなるべくつま先をあげて、ふくらはぎを伸ばすようにすること。
2、後ろの足は、しっかりと地面を押すようにして膝を伸ばします。
ポイント:かかとを高く上げてお尻の位置が上がるように意識すること。
3、後ろ足を前に踏み出すときには、脚の付け根を動かすのではなく、骨盤を使います。
左足で地面を強く押し、軸足になったら骨盤の左側を後ろに引く。
↓
右足が着地したら、骨盤を正面に戻す。
この動きを左右繰り返して歩きます。
着地した足は、内側に重心をかけるように意識しながら歩いてくださいね。
歩き方のポイントは
・骨盤を使うこと
・重心に気を付けること
この歩き方をマスターすると、速筋をなるべく使わず歩くことができるので、筋肉の質が変わってきます。
おまけに、骨盤を使って歩くので、ウエストにくびれができる効果も有りますよ。
ふくらはぎの筋肉を落とす簡単ストレッチ
ふくらはぎについている硬い筋肉を落とすには、筋肉を柔らかくすることが重要なポイントです。
そこで、ふくらはぎの筋肉を柔らかくする簡単ストレッチ方法をご紹介しましょう。
ふくらはぎの筋肉をとるストレッチ
1、足をまっすぐに伸ばして上に座る
2、息をゆっくりと吐きながら、足の甲を伸ばすようにしてつま先を倒す
3、息を吸いながら、つま先が真上を向くように足首を戻す
この動きをゆっくりと10回程度繰り返します。
仕事で長時間同じ体勢だったり、通勤電車で立ちっぱなしだったりした後は、老廃物が溜まってしまったり、筋肉がこり固まってしまいます。
帰宅後や入浴後にこのストレッチをすることでこりをほぐし、筋肉を柔らかくすることができます。
そして、このストレッチの効果を最大限に引き出すには、マッサージもセットで行うことをオススメします。
ふくらはぎが痩せるマッサージ
1、床に座り、足の内側(親指側)が上に向くように片足を曲げる
2、ふくらはぎの内側の筋肉を、くるぶしから膝に向かって、骨に沿って押していく
3、膝まできたら、くるぶしに戻る
この動きを5回程度繰り返します。
ストレッチとマッサージ、この2つを組み合わせることで、効果的に筋肉を柔らかくすることができます。
元々筋肉がついているふくらはぎは、筋肉を柔らかくすることでキレイに締まり、すらっとした細い足に生まれ変われるはずです。
ふくらはぎの筋肉を落とす方法 まとめ
女性らしいすっきりと細いふくらはぎを作るには、まずは筋肉を柔らかくすること、その次に歩き方を意識して筋肉の使い方を変えることが重要なポイントです。
筋肉の質を変えて、理想のふくらはぎを実現しましょう!