会話が苦手で「言いたいことが伝わらない」「なかなか会話が弾まない」とお悩みの方必見の、モテる会話術や話下手を克服する方法などをご紹介します。
話し上手 聞き上手になる方法とコツ
モテる理由には「カッコいい」「センスが良い」「優しい」など、いろいろな要素がありますが、中にはそんな特別なモテ要素がないのにモテてる人もいますよね。
そんな人に共通すること、それはズバリ「会話上手」であること。
話し上手は聞き上手
初対面だったり、あまり親しくない人だと何を話したらいいのかわからなくなることってありますよね。
そんな相手とどんな話をするのかを探るためにも、相手の話を聞くことってとっても大事なんです。
おまけに聞き上手にはさまざまなメリットがあるんです。
●好感度があがる
人が話しやすいと感じる相手は、「聞き上手」な人が多いものです。
女性に限らず、人は自分の話しに興味を持って、肯定的に話を聞いてくれる人といると気持ちがよくなり、相手にも好感を持ちます。
●相手との距離を測れる
相手の話しを聞いて行くうちに、人となりを把握することができます。
相手の好きなことや、考え方などを把握すれば、適度な距離間でいいお付き合いができるようになります。
●集中力が高くなる
人の話を聞くときは、自分が話をするときの3~10倍のエネルギーを使うそう。
そのため、脳が活性化して集中力を高めることができるんです。
●知識や情報を得られる
会話の中で、自分の知らなかったこと、気が付かなかったことなど、新たな知識や情報などに触れることができます。
聞き上手にはメリットがたくさんあるんですね。
でも、話を聞いていても、ただうなずいているだけでは「自分に興味がないのかな?」「話がつまらないかな?」と相手を不安にさせてしまいます。
真の聞き上手になるためのポイントも押さえておきましょう。
聞き上手になるポイント
聞き上手というのは、いくつかの重要なポイントがあります。簡単なことですが、一歩間違えると台無しになってしまうので注意したいところです。
▼「ちゃんと話を聞いているよ」というサインを送る
話の合間に「うなずき」「相づち」「質問」などで、「ちゃんと聞いているよ」というサインを送りましょう。
特に効果的なのが「質問」ですが、これは相手の話しをちゃんと聞いて理解していないとうまくできません。
リアクションは少し大きめにすると相手のテンションも上がります。
▼話の腰を折らない
人は話の腰を折られたり、話しを奪われると相手に不信感を覚えてしまいます。
会話の途中で話したいことが思い浮かんでも、相手の話が終わるまで待ちましょう。
▼相手と同じ動きをする
これは心理学でミラーリングといわれているもので、自分と似ているものに好意を持つという心理を利用したテクニックです。
普段から好感を持っている相手には無意識のうちにやっている行動なのですが、そうでない相手でもやってみると不思議と波長があってくるものです。
▼沈黙を恐れない
会話が途切れてしまうのは気まずいですが、沈黙を恐れるあまり焦ってつまらない話をしてしまうことってありますよね。
せっかく上手に話が聞けていても、これでは台無しです。
相手が黙っていても、無理に話をつなごうとせずに一旦落ち着きましょう。
沈黙が気まずくても笑顔で、「そういえばさっきの話しってさ…」と先ほどの会話に対する質問などで、再度話を促してみるのも効果的です。
全体的に、相手に共感することが求められるんですね。
感情的に反論を言ってしまったり、相手の悩みを軽く見たり、過剰なアドバイスや説得も要注意です。
話下手を克服するには?
話下手な人は、早口だったり、話しの途中に「えー」とか「あー」などの間投詞が多く、話しのリズムが乱れがち。
聞いている方も落ち着かないものです。
その反面、話し上手な人はゆったりと整ったリズムで話すため、安心して聞くことができるんです。
かくいう私も、かなり話下手でした。
何か伝えたいことがあっても上手に話せず、伝えたいことの半分も伝わらないなんてことがよくありました。
なので、自然と無口になってしまったのですが、毎日5分のトレーニングをすることで、言葉が出やすくなったのです。
話し下手を克服する簡単トレーニング方法
話し下手で無口になってしまうのを克服するために私がやったトレーニング方法とは、
「好きな本を朗読する」
たったこれだけ。
え?そんなことで?と思うかも知れませんが、本の朗読は、話下手を克服するセミナーなどでも取り入れているトレーニング方法なんです。
大人になって本を音読することって少ないですよね。
最初は、声が出にくかったり、リズムが掴めなかったり、躓いたりと上手に読めないと思います。
でも、毎日続けていくと2週間もすれば、声も大きく、リズミカルにスラスラと読めるようになってくると思います。
「本を読むのが上手になっただけじゃないの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
人を前にしても、以前よりも言葉が出やすく、会話もスムーズに行えるはずです。
というのも、朗読は脳を鍛えるとっても有効な方法なんです。
音読をすると、前頭葉と言語野が活性化します。
前頭葉は、計画を立ててそれを実行に移す働きをする部位です。
そして言語野は、言葉の理解や表現をつかさどる部位です。
なので、朗読をして前頭葉と言語野を鍛えることによって、話下手を改善することができるんですね。
話下手を克服するトレーニング方法はたくさんありますが、まずは手軽にできる「音読」から初めてみてはいかがでしょうか。
話し上手 聞き上手でモテる男に
話下手な人に多く見られるのが
「言いたいことがまとまらず、ちゃんと伝わらない」というパターン。
「物事を正確に伝えたい」という真面目な方に多くみられます。
会話上手でモテる人を観察していると、5W2Hで上手にまとめているのがわかります。
5W2Hって、中学生の英語で習いましたよね。
・Where(どこで)
・Who(だれが)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
余計なことはいわず、この5W1Hの情報があれば必ず伝わります。
ただ、慣れないと意識しすぎてなかなか話しだせないということもあります。
そんな場合には、まず「誰が」「どうした」という2点に絞って、最初に伝えてしまいます。
細かい説明はその後にすればいいのです。
そして、自分が話下手であることを気にしないことも大切なポイントです。
会話上手はモテる要素でもありますが、無口な人だって魅力的です。
話下手だからといってオドオドすればマイナスイメージですが、無口でもどんと構えていれば、それは魅力になります。
人には向き不向きがありますし、話すのが苦手であれば聞くことに徹して、会話を楽しめばいいんです。
話し上手 聞き上手になる方法 まとめ
昔から「話し上手は聞き上手」と言われているように、自分の話しをちゃんと聞いてくれる人といると気持ちが良いものです。
最初は自分から話すことがなくても、相手の話をじっくりと聞いているうちに、聞きたいことや話したいことがみつかることも多々あります。
まずは聞き上手になって、会話を楽しんでくださいね。