先日、香港国際空港(チェクラップコク国際空港・赤鱲角國際機場)でトランジット利用しました。ドラゴンエアーからキャセイパシフィックへの乗り換えだったのですが、乗り継ぎの待ち時間が6時間!
どうなることかと心配でしたが、意外にも快適だった空港滞在レポートです。
香港国際空港で乗り継ぎしました
今回は初めての香港ドラゴン航空(近々キャセイドラゴン航空に名称変更予定だそうです。)利用で、これまでもっぱらエアアジア利用だったので久しぶりにLCCではない普通の航空会社。
ドラゴンエアーは香港が拠点なだけに当たり前のように香港経由(フライスルー。荷物は受け取らず預けたままのトランジット)になったんですが、待ち時間が6時間以上もあり、小さい子連れ(3歳と小学生)で大丈夫か不安でした。
トランジットで香港1泊なら>>香港ノボテルシティゲートホテルに泊まりました感想とレビュー
私たちが到着したのは夕方を過ぎた夜の午後7時頃。次の便は深夜1時発。
飛行機を降りると、乗り継ぎの案内係りの人が3名ほど行先を書いたサインボードを持って立っていたんですが、私たちはあまりにも時間が開いていたため自分でトランジットに向かうように言われました。
(このお迎えって、よほど乗り継ぎ時間が短い場合だけなんでしょうか。帰りは2時間待ちでしたが、その時も送迎や特別案内はありませんでした。)
飛行機を降りてから往路は電車(モノレール?)のようなものに乗って移動。
電車を降りてarrival(到着ゲート)と同じ方向に進むとそのうちtransfer(乗り継ぎ)という表示が出てくるので、そこでtransferの方向へ。
transferやimmigrationと書かれた矢印の方向に進んでいくと、結構な広さの、そしてキレイな空港施設が広がっています。
ここが分岐点。うっかり到着の人につられてimmigration(出国審査)に進んでしまうと香港で出国となってしまうので要注意!
落ち着いて見渡すとすぐ右手にtransferの表示がありました。
私たちはすでに次の便のチケットを発券済だったので、bording pass(ボーディングパス・搭乗券)とパスポートを持ってセキュリティーチェックを通過しました。
次の便のボーディングパスを発券してない場合はtransfer desk(トランスファーデスク)と書かれたエリアで、自分が乗る航空会社のカウンターに行ってみてください。
乗り継ぎ便がどの搭乗ゲートか分からない場合
乗り継ぎの便のボーディングパスは発券してもらってるけど搭乗ゲートが記載されていない場合は、自分で香港空港で確認する必要があります。
と言っても、どこの誰に聞くのか戸惑うところですが、わざわざエアライン(航空会社)のカウンターまで行かなくてもこういう電光掲示板があるので、
そこで自分の乗る便を確認して、GATEと書かれているところの番号がその飛行機の乗り口になります。
出発時間で見ると探しやすいですよ。
無事セキュリティチェックが済んだらエレベーターに乗って、自分が乗る搭乗ゲート番号がある階に行きます。
セキュリティチェックの後に乗るエレベーター前の表示。
L5がセキュリティチェックをした階、L6が搭乗ゲート1番~230番とショッピングエリア、L7フロアがレストラン階です。
特にL6階にはシャネルやカルティエ、エルメス、ヴェルサーチ、プラダ、ロレックス、ディオール、バーバリー、ブルガリ、ジムビーム、コーチ、グッチ、、、など日本人にお馴染みのバッグから化粧品、洋服のブランド免税店がズラリと並んでいます。※店舗は移転や閉店があるかも知れません。
買い物好きにはたまりませんね。
私たちは往路がたまたまこのフロアだったので分かったのですが、帰路は一番下の階(501~530番ゲート)だったので、そこに降りてしまうと分からなかったと思います。
時間があって食事やショッピングを楽しみたい場合は、まずはL6のフロアに行くといいですよ。※レストランに関してはこの下にあります。
香港国際空港でのwifi利用状況
長時間の待ち時間に必須となってくるのは、やはりwifiとインターネット環境。公共のwifiはセキュリティー面ではあまり安全とは言えないらしいですが、それでも使いたいですよね。
さすが香港国際空港には無料のwifiがありました。最近は関空にもありますし、wifiがあるのが通常なのかも知れません。
あと、USBの電源スポットもあったのでスマートフォンやタブレットの充電も可能です。確認してませんが、恐らく通常の電源コードでの充電も可能だと思います。
また、無料インターネットコーナーにはPCが数台設置されていました。自分のタブレットをインターネットに接続するのがのが不安という方は、こういった無料のパソコンを利用するといいですね。
香港国際空港のレストラン事情
下から見える上のスペースに広々としたフードコートのようなエリアがあります。
食事はほぼ全てここに集まっています。
上に見える通路のようなところがフードコート。
中華料理(香港料理?)や天津、飲茶、日本食のカツ丼やラーメン、マクドナルドもありました。ただ、私たちが行った時は夜23時頃には閉まるお店が多かったです。
24時間営業のお店って全部じゃなく、一部だけなんでしょうね。
値段は、まぁ予想通りの高さ。日本の空港で食事するのと変わりませんね。物によってはちょっと高いくらいかも知れません。
カツ丼定食は日本円で1,500円ほどでした。ラーメンは1,000円弱くらい。
同じフロアの反対側にはお土産物店もいくつかありました。
レストランエリアのすぐ下(搭乗ゲートと同じ階)にスターバックスコーヒーがあって、24時の時点でまだ開いていたので、コーヒー類やちょっとしたスナックなどの軽食くらいならそこで購入できました。
香港国際空港で子連れはキッズスペースを利用
やはり子連れの心配は待ち時間の長さ。まず、食事を終えてとりあえず搭乗ゲートの場所の確認に行ったら、なんとキッズスペースがあるじゃないですか!
私たちが行ったのはターミナル1のゲート23と25の間くらい。ちなみにこの辺りは結構な密度でトイレがあるのも嬉しいです。ベビー用おむつ替えベッドや赤ちゃんシートもありましたよ。
遊具らしきものはコレだけですが、長い待ち時間、見た途端にテンション上がる子供たち。
あと、この横に絨毯というか、カーペットになった土足禁止のスペースがあるので、1歳未満のハイハイ期の赤ちゃんやお座りできないベビーはゴロンと寝かせることができるのでありがたいですね。
付き添いの大人である私も、やはり日本人なので床に座れるとホッと休憩できました!ごろりと横になって寝転んでるパパママもいましたよ。
うちはパソコン持参だったので、そこでアニメ鑑賞してると他の子供たちも集まってきて、1時間は余裕で暇つぶしできました。
そして帰りに利用したのはノースサテライト側の、出発階にある509ゲート付近のキッズスペース。私たちの搭乗ゲートが510番で、ここはこういうバスに乗って行きます。
あれ?電車かな?と戸惑いますが、実はこれちょっと広めのバス。
着くと、500番~511番ゲートだけがあるコンコース。キッズ広場はここ。こっちの方がちょっと狭いかな?と思いますが、あるだけでありがたい!
ここからは飛行機も良く見えるので、子供たちも飽きることなく過ごしてくれました。
>>香港国際空港に子供の遊び場が!キッズスペースや子連れ待ち時間情報
香港国際空港のベビーカーレンタル
また、私たちは利用していませんが、香港国際空港内ではベビーカーの貸し出しもあるようです。これは事前予約が必要かもなので、航空券の予約時に確認しておくといいですね。
トランジットで香港1泊ならこちらの記事もどうぞ>>香港ノボテルシティゲートホテルに泊まりました感想とレビュー
香港国際空港乗り継ぎレポ まとめ
私たちはチェンマイ⇒香港をドラゴンエアー、香港⇒関西国際空港をキャセイパシフィック航空の利用でした。
さすが世界のハブ空港と言われる香港。広いだけでなくキレイで整備もされていて快適でした。