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耳がこもるのが続く時は?聞こえにくい原因と治し方

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耳がこもる状態がずっと続いて、なかなか治らない。
おかしいな、風邪かな?それとも何か病気の症状?なんて不安になってきますよね。

では、耳抜きしても治らない、耳がこもる原因と治し方をご紹介します。

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耳がこもるのが続く症状とは

片方だけ、または両耳ともこもったような、詰まるような、水が入ったような、プールの中に入ったような、自分の声が頭に響くような、、、耳を手でふさいだような耳閉感。

よく、飛行機に乗ったり、高低のある山道を走ったときや、新幹線など早い乗り物に乗った時にもなりますよね。
思いっきり鼻水をかんだときにも。

でも、それらは一時的なもので、唾を飲み込んだり、あくびをした拍子にプッと一瞬で空気抜きできることがほとんどです。

なのに、3日以上何日もずっとこもっている場合、痛みはなくても違和感があるって気持ち悪いですよね。一体原因は何なのでしょうか。

耳が聞こえにくい こもる原因は?

耳がこもる原因はいくつかあるんですが、主に耳の中、内耳が関係しています。
耳と鼻が繋がっているのはご存知ですよね。その繋いでいる管を耳管と言うんですが、そこに関係していることが多いです。

耳がこもる原因1 中耳炎

中耳炎は風邪などの感染症になったとき、喉や鼻から耳管を通して内耳に感染し炎症します。その炎症が元で耳に痛みが出たりこもったような感じになることがあります。
風邪で喉の奥が痛いとき、鼻が詰まっているとき、または何の痛みがなくても中耳炎の可能性がありますし、内耳の中に水が溜まる滲出性中耳炎もあります。

耳鼻科で診てもらえばすぐに分かるので、診察してもらうといいでしょう。
とはいえ、中耳炎の原因は風邪によるものなので、治療方法としては風邪を治すための解熱剤や鎮痛剤、飲み薬、漢方薬などです。粘膜の炎症、腫れが酷い場合は抗生物質(抗生剤)を処方されることもあります。

>>鼻をかむと耳がこもる?耳抜きのやり方と中耳炎の見分け方

耳がこもる原因2 耳管狭窄症と耳管開放症

本来ならこの耳管は、外の空気圧と中の空気圧を同じに保っているために、鼓膜がよく響く=正常な状態になっているわけです。

が、何らかの理由で空気がうまく内耳に送り込めなかったり(耳管狭窄症;じかんきょうさくしょう)、閉じている状態なのに空気が漏れてしまったり(耳管開放症;じかんかいほうしょう)、という状況になると耳がこもったような感じになります。
また、自分の声が響いて、普段より大きく聞こえるのも特徴です。

治療方法は点鼻薬で炎症を抑えたり、器具を入れて耳管を通気させることもあります。

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これらは風邪や鼻炎などが原因なら治りやすいですが、上咽頭炎やアデノイド(咽頭扁桃肥大)が原因のこともあり、めまいや耳鳴りなどの症状が併発している場合は危険な病気が隠れていることもあるので要注意です。

耳がこもる原因3 ストレスや寝不足

上の耳管狭窄症と耳管開放症の原因は風邪やアレルギーによる鼻炎や副鼻腔炎のこともありますが、自律神経の乱れが原因のこともあります。
自律神経失調と言えば、やはりストレスや生活習慣、寝不足、体調不良による血流不良。また、妊娠や出産後などの体の変化で起こることもあります。

>>ストレスで耳が聞こえない?違和感やこもる場合はすぐに治療を!

医師に診てもらって特に他の病気や症状が無いようなら、ストレスが原因かも知れません。

耳がこもる原因4 突発性難聴

これはその名の通り、突然起こる難聴。片耳だけに起こることが多いと言われていますが、こもるというより、聞こえないようになることの方が多いようです。

耳がこもる原因5 メニエール病

耳のこもりだけでなく、激しいめまいや貧血のような立ちくらみ、難聴、耳鳴りも併発している場合は、メニエール病の疑いもあります。
これは、30代から40代の男女に多い難病と言われていて、発作的な嘔吐や冷や汗が出たりすることも。

治療方法は薬物療法や手術、場合によっては漢方薬や食事療法などを取り入れることもあります。

耳がこもる時の治し方

明らかに風邪が原因の場合は体調回復を優先するといいですね。また、鼻水はすすらない(鼻の奥に吸い込まない)で、できるだけ外に出すようにしましょう。ただし、無理に勢いよく鼻をかむとよくないので、丁寧に優しくかむといいですね。

症状が長引く時はできるだけ早く耳鼻科に行くことをおすすめします。重い病気とまでいかなくても、早期に正しい処置をすることで、難なく治ることもありますし、悪化するのを防ぐこともできます。
風邪や鼻炎が原因だと思っていても実は他の原因だということもありえますしね。

ストレスが原因の場合は、まずは心身ともにリラックスさせることが大切です。
自律神経の乱れは、交感神経と副交感神経のバランスを取ることで改善できます。

>>副交感神経を優位にするツボと寝る前のストレッチで不眠症を解消!

耳がこもる原因と治し方 まとめ

一時的なものですぐに治るだろうと思っていたのに意外と治らないと、どんどん不安になってきますよね。
私は風邪を引いて、治りかけくらいの頃に5日ほど耳がこもり続けました。その時は自然治癒できましたが、やはり今思えば早い段階で耳鼻科に行った方がよかったのかも知れません。

また、耳抜きできない状態なら、ダイビングなどは念のため控えるか、医師に相談した方がいいですね。

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