冬なのにアタマジラミに感染した!なんてビックリですよね。
頭の虱と言えば、梅雨から夏にかけて発生したり感染しやすくなると思っていたのに。
では、実際、あたまシラミが繁殖しやすい季節、発生しにくい時期などの差はあるんでしょうか。
頭しらみは冬に流行る!?
アタマジラミが冬に流行るというのは意外かも知れませんが、実は1年通して活動してるんですよ。
秋から冬にかけてもしっかり発生&感染するんですね。
その理由として、高温多湿の真夏よりも繁殖しやすいという説もありますが、頭虱は人間の頭皮に生息するので、人の体温にそんなに変化は無いですよね。
だから、特に冬を好むというわけではありませんが、冬は気温が低く寒いからと言う理由では死滅しないんですね。
むしろ気温が低い分、温かい頭皮に意地でもしがみついてそう(笑)※いずれにせよアタマジラミは人間の頭でしか生きられません。
>>子供の頭にしらみが!原因と駆除対策この方法で撃退しました【実録】
また、冬って、毎日シャンプーしない人も多いですよね。
寒いし、汗をかいてないし、今日はいいかな、、、と。
それに、夏は暑いからバッサリ髪を切ることもありますが、肌寒い季節になってくると髪は切るよりむしろ伸ばしておきたい、なんてこともあるでしょう。
そういった、お手入れ不足が虱の発生を招く可能性もあるんです。
長い髪を束ねたままで、櫛でとかすのも適当、という人は要注意ですよ。子供の場合も同じです。
>>アタマジラミ予防シャンプーとスプレーの作り方。子供の頭髪にもOK
ちなみにうちの子供は、春先の3月上旬に発覚しました。
頭しらみの予防対策どうする?
秋から冬にかけて、真冬でも、特に一度発見したことのある人は再発しやすいので要注意です。
やはり小まめに櫛でブラッシングすること。
目視で卵は見つかるので、小さい子供の場合はしっかり見てあげてくださいね。
>>頭シラミとフケの見分け方※画像あり。取り方や孵化までの日数に注意
大人は自分で見るのはもちろん、鏡で時々チェックしたり、家族に確認してもらいましょう。
シラミ感染対策 秋冬は何に注意すべき?
特に秋や冬の場合は、コートやジャンパーなどの上着やマフラー、フード付きパーカー、帽子など、頭や首回りに被るものが多いですし、素材も、虫や卵がくっつきやすいですよね。
それに、夏のTシャツのように毎日洗うわけではない物が多いので、たとえシラミ対策シャンプーを使ったとしてもまた頭に戻って来る可能性が高くなります。
なので、髪の毛のチェックもですが、発見したらすぐに服のお洗濯も忘れずに、です。
頭虱は頭皮を離れると数時間から3日ほどで死んでしまいます。なので自宅で洗えないものは外ではらって干したり、他の衣料とくっつかないようにして、3日以上経ってから着ると大丈夫です。
もちろんシーツや布団などの寝具も忘れずに!
>>頭シラミとフケの見分け方※画像あり。取り方や孵化までの日数に注意
頭しらみは冬に流行る!?まとめ
冬だからと言って油断してはいけないアタマジラミ。幼稚園や保育園からのお知らせでも、季節を問わず注意のお手紙をもらってきます。
あまり神経質になる必要はありませんが、寒いから大丈夫、というわけではありませんよ!