寒くなるといろいろな感染症が流行りはじめ、満員電車や人ごみの中ではマスクは欠かせなくなりますよね。
メイクがめんどくさい時にも顔を隠してくれるのに役立つ優れものですが、マスクによって起こる肌トラブルってとっても厄介です。
顔がにブツブツが出来たりかぶれてしまうのでは使いたくなくなってしまいますよね。
そんな肌トラブルの対処方法と、今後のためのお肌に優しいマスクの付け方をご紹介します。
マスクで顔にブツブツの原因は?
マスクで起こる肌トラブルの原因はズバリ「不織布」のせいです。
その時の体調だったり、お肌の状態によっていろいろな理由があるとは思いますが、ほとんどの原因はこの不織布のようです。
多くのマスクで使われている不織布は、通気性が良く長時間快適に過ごせる、マスクにはもってこいの素材です。
繊維を織ったりせずに科学的作用で絡み合わせて出来ているので、肌の弱い方には細かい繊維がチクチクと刺激になり肌トラブルを起こしてしまうんですね。
しかし不織布はコストパフォーマンスも良く、通気性の面から鑑みてもこれからも多くのマスクで使用されていくと思います。
敏感肌や荒れやすいタイプだと困ってしまいますが、最近はお肌に優しいマスクも販売されていますので、肌トラブルが気になる場合には不織布マスクは避けた方が良いでしょう。
最近は繰り返し洗えるタイプもたくさん売られているので、おしゃれに肌荒れ防止に素材で選んでみるのもいいですね。
マスクでかぶれた顔の治し方
マスクでかぶれた場合は、マスクでの刺激が理由だと明確なので「接触皮膚炎」と呼ばれます。
言葉そのまま、接触による皮膚炎ですね。
湿疹やかぶれには原因不明や他の病気が潜んでいるケースもあるので心配であれば皮膚科の受診をおすすめしますが、マスク以外に思い当たる節が無ければひとまずセルフケアで治してしまえた方が良いですよね。
マスクのかぶれを薬で治す場合
最近は薬局で購入可能な薬も種類が豊富ですし、一時的な肌トラブルは市販の薬で良くなることが多いです。
湿疹・かぶれに使える薬にはステロイドと非ステロイドがあります。
顔に使用する場合は安全に使用できる非ステロイドがおすすめ。ステロイドは良く効きますが副作用が多いので、使用する際には薬局で薬剤師さんに相談するか、医師に処方してもらうのが良いでしょう。
マスクのかぶれをスキンケアで治す
肌トラブルを改善するために大切になってくるのは洗顔と保湿。
薬で肌の状態が良くなってきた所でしっかりと保湿が出来れば、お肌のバリア機能が回復してその後のトラブルを回避できます。
洗顔も、刺激の少ない洗顔料を使用して、こすらないように優しく洗いうようにしてください。
困ってしまう肌トラブルは、刺激を少なくしっかりと保湿をする事で改善が期待できます。
かぶれないマスクなんてあるの?
前述でチラッと触れたお肌に優しいマスクですが、ドラッグストアでも入手できるものもあり比較的簡単に購入可能です。
「ぴったりしっとり快適マスク」はドラッグストアで目にしたことがあると思います。
抗菌加工の不織布マスクですが、マスクの内側が綿ガーゼになっていてさわり心地がとてもやわらか。サイズも男性用と女性用があるのが嬉しいですね。
まとめて買っておきたい方にはネット通販がおススメ。
また、医療用のサージカルマスクも、医療従事者の必需品で、毎日長時間使用すること前提としているのでお肌にも優しく作られています。
感染予防の面でも優れていて、1箱50枚入りなどでネットで販売されているので買いに行く手間が減りますね。
マスクで顔にブツブツが!かぶれの治し方 まとめ
最近はいろいろなマスクが販売されていて、ファッションに合わせてコーディネートできるものもあるようです。
いろいろな種類があるので選ぶのも楽しめるようになってきましたね。
でも大事なのはしっかりと感染症予防が出来る事と、お肌に優しい事。自分に合ったマスクを探して、元気に寒い季節を乗り切ってくださいね。