シクラメンは寂しい冬の花壇を彩る貴重な花。
ホームセンターなどにいくと、パンジーやビオラなどのポピュラーな花がかすれるぐらい、ひときわ目立つシクラメンに、心を奪われますよね。
よく手入れされているシクラメンは、香りもよく、花もピンクや、白色の縁があるピンクなど、なんて愛らしいのでしょう!
とはいえ、シクラメンは1000円ぐらい出さないといいものが買えません。
ちょっと高いかなと思って足元をみると、ガーデンシクラメンが300円ほどで売られていて「お手軽だ!」っと即買いしちゃいませんか?
実はガーデンシクラメンは寒さに強いと評判なんですよ。そこで、上手な育て方や冬越しのポイントをご紹介します。
ガーデンシクラメンの鉢植えの育て方
ガーデンシクラメンはシクラメンよりも手入れが楽です。
少しぐらい水を多めにあげたからとか、寒いところにずっとおきっぱなしとなっても、枯れてしまうことはないです。
確かに花がよくなくなったり、葉が枯れてしまいますが、根は死んでいません。
気が付いたときに、慌ててとりいれても、そのあともう一度丁寧に扱えば、数週間後には新し葉、花が出始めます。
とはいっても、冬に咲く花なので、水やりは控えめにあげてください。
水がなくて枯れてしまうことよりも、凍結や、水をあげすぎて、根が腐って枯れる場合のほうが多いです。
気候にもよりますが、10月頃でも暖かい日が続く場合は、二日に一回ぐらいでいいでしょう。
土の表面が乾いているかどうかが目安です。まだ湿ってる場合は土の中に水分があるということなので、やらなくていいですよ。
液肥は取り扱いが便利なうえに即効性が強いので、どんな植物にもあげやすいのですが、私はガーデンシクラメンの株が弱ってきたというのが、見分けるのが難しいので、固形の化学肥料をあげています。
沢山葉っぱがあるシクラメンは、花も豪華にさきますが、夏に蒸れやすいので葉っぱが減ってきてしまい、そこでいつも断念してしまいます。
ガーデンシクラメンの冬越しのポイントは?
ガーデンシクラメンは、明るい窓際においておくと、無難に冬を越せます。
でも、窓から明るい光が入っているにもかかわらず、ずっと室内においておくと、1月ぐらいから花つきが悪くなりはじめ、葉っぱもしんなりしてきます。
玄関先にずっと置いておくと、12月ごろに花や葉の先が茶色くなってきます。
ガーデンシクラメンは、ずっと部屋の中にいると外の空気がほしい様子で生育が悪くなるし、ずっと外に置いておいても、外の環境に適応できず、株が死んでしまう事はないですが、花が綺麗には咲かなくなります。
冬越えをするのは簡単ですが、花や葉を綺麗に維持するには、天候によってこまめに移動させることにつきます。
また、どんなに手をかけていても、春を超えてくると、どんどん花数がへっていって、最後は葉っぱが数枚だけになります。
香りもほどんどなくなって、もうだめかもと思ってしまいます。
それでも辛抱して夏の間、風通しをよくしたり日を当てたりなどの世話をしていくと、2年目の冬にも花が咲きます。
しかし多くは夏越しの対応が悪い場合が多いために花のつき方が悪く、手間をかけたわりには、よい結果は得られません。
シクラメンとガーデンシクラメンの違いは?
ガーデンシクラメン、シクラメン、ミニシクラメン、、、
お店で一斉に売られ始めますが、正直どれがどのシクラメンか見分けるのは難しいです。
シクラメンのほうが香りが豊かですが、ガーデンシクラメンも香りはするし、花も豪華さでいえばシクラメンですが、ガーデンシクラメンも花は咲いています。
ミニシクラメンは、ガーデンシクラメンより小さいといえども、ガーデンシクラメンもサイズを小さくして売られている場合も多いので、どっちもどっちのような・・
正直なところ、個人的にはシクラメンのほうが好きです。大きくて豪華だからです。
でもシクラメンのほうが、ガーデンシクラメンよりも天候の変化に弱いです。
少しでも部屋に入れ忘れると、花が茶色に変化したり、葉っぱが縮んだり、すぐに影響がみられます。
その理由で、私が購入するのはいつもガーデンシクラメンです。
まとめ
私も、ガーデンシクラメンが、冬の寒さに強いと聞いた時は、即購入しました。
寒いのがOKっていうことは、あまり手間いらず?と早とちりした私は、玄関先においておき、12月ごろのコートを着るころに窓際に移して、ここなら平和で完璧!っと思っていましたが、、、
そのあとは、花つきが悪く、まだ春にもなってないのに、そのまま葉っぱだけになりました。
つまり面倒くさがりの私にはむいてないって事でした。がっかり。
この間、8月ごろに、捨てられて葉っぱ2、3枚だけになったガーデンシクラメンをゲットしました。日陰に地植えしてずっと水をあげていたので、蕾がついていますが11月になった今もまだ花は咲いていません。上手くいくといいな。