1人暮らしを始めると、予想以上に食費がかさむことに驚くと思います。
「節約のために」と自炊をしても、1人分を作るとなると食材を無駄にしてしまうこともしばしば。
生活費の中でも節約しやすい食費ですが、慣れないうちはなかなか難しいですよね。
今回は、1人暮らしの食費節約術や、栄養バランスの取れた献立などをご紹介します。
食費を節約するコツ一人暮らしの場合は?
食費を節約するには、自炊が基本です。
しかし最初のうちは、レシピ通りの食材や調味料を揃えたり、レパートリーが少なく食材を余らせてしまったりとなにかと無駄が多くなってしまうもの。
まず、食費を節約したいのなら、1ヶ月の食費を把握することが必要です。
家計簿をつけるのはなかなか大変ですが、レシートを撮影するだけの家計簿アプリなどを利用すると簡単です。
1ヶ月分の食費を把握するだけで、どこに無駄があるのかを知ることができるでしょう。
また、何を買ったのかを振り返ることで、栄養の偏りや不足しがちなものが見えてくるので健康管理にも役立ちます。
一人暮らしの食費節約術は栄養バランスを考えるべし
食費を節約するといっても、偏った食事ばかりになってしまっては仕方ありません。
家計簿で発見した無駄と、栄養の偏りを改善して上手に節約をしましょう。
健康的でバランスの良い食生活には「まごわやさしい」食材を意識することがポイントです。
「ご」ごま・・・ごまやピーナッツなどの種実類
「わ」わかめ・・・わかめやひじき、海苔などの海藻類
「や」やさい・・・緑黄色野菜、淡色野菜、根菜などの野菜類
「さ」さかな・・・あじ、いわし、ツナなどの魚類
「し」しいたけ・・・しいたけ、しめじ、マイタケなどのきのこ類
「い」いも・・・さといも、サツマイモなどの芋類
一食の献立に「まごわやさしい」食材をバランスよく使うことが理想ですが、1人暮らしでは難しいですよね。
なるべく意識するようにするだけでも、栄養バランスは格段に改善されると思います。
そして、栄養バランスを意識しながら節約するには、食材を無駄にしないことが大切です。
使い切れなかった食材は、冷凍するなどして上手に保管すると無駄をなくすことができます。
野菜は冷凍すると栄養価が落ちてしまうといわれていますが、きのこ類は冷凍することで栄養価も旨みもアップするそうです。
葉野菜やブロッコリーなども、茹でて冷凍しておけば味噌汁や炒め物などにそのまま使えて、忙しいときに重宝しますね。
食費を節約できる献立これで一人暮らしも健康に。
「まごわやさしい」食材を意識した、節約献立をご紹介します。
余ったツナ缶は、ラップをして冷蔵庫で保存して、パスタや卵焼きなどに使用しましょう。
里芋はサラダや煮物など、幅広くアレンジできるので、上手に使い切りましょう。
アイディアをたくさん知っておくとアレンジもきくので、同じメニューばかりにならないよう工夫するといいですね。
外食する場合の節約術
いくら自炊を頑張ったとはいえ、どうしても避けられない外食。たまには外でお友達と楽しく食べたいでしょう。
そんな時は、ポイントサイトなどを上手に利用すると節約になりますし、心置きなく楽しめますよ。
まとめ
食費を節約するには、いかに買い物にいかないかというのもポイントです。
買い物に行くと、ついつい余計なものまで購入しがち。金額を決めて1週間分をまとめ買いすると、無駄な買い物が減ります。
安い鶏胸肉も、片栗粉や小麦粉をまぶして焼けばパサパサせずに美味しく食べることができるのでオススメです。
無理なく節約をして、自炊を楽しんでくださいね。