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雛人形の顔のシミ取りどうする?着物やカビも要チェック!

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今年もせっせと雛人形を出して飾ろうと思ったら、なんとのお雛様の顔にシミが!
ただの汚れかと思って拭いてみても取れない!

これではせっかくのお雛様も台無しです。
では、自分でできる雛人形のシミ抜き方法や対処法をご紹介します。

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雛人形の顔のシミ取りのやり方

人形の顔のシミの原因は、ズバリ「手の脂」です。
飾るときや収納するときに、手袋なしで直にさわってしまうと、手の脂が付着してシミの原因になってしまいます。

もう一つ考えられるのがホコリ。
収納するときにホコリをつけたままにするとシミになりやすいんです。

なのでシミができてしまった場合、無暗にさわると余計にシミを悪化させてしまいます。

一番いいのは購入した人形店に修理を依頼することですが、修理となると当然修理代がかかります。
シミの出方や場所にもよりますが、約2~6万円程度の出費は覚悟しなければなりません。

これはなかなか痛い金額ですね。
そこで、人形店に修理にだす前に、まずはご家庭でできる対処法をご紹介します。

雛人形の顔のシミができてしまった場合の対処法

ひな人形の顔にシミができてしまった場合、次のような方法で掃除することができます。

用意するもの
・手袋
・赤ちゃん用の綿棒
・水

応急処置の方法

  • 人形に直接触ってしまわないよう、手袋をはめます
  • 綿棒に水を少量含ませます
  • 水を少量含んだ綿棒でシミを10回程度やさしくなでるようにします
  • 人形を陰干しします

軽い汚れであればできて間もないシミであれば、綿棒や消しゴムで取れることもあります。
しかし、眉毛や目、髪の毛の生えぎわなど、筆で描かれているような場所をこすると、簡単に消えてしまいます。

こうなってしまうと、プロに任せるしかありませんし、修理代もシミ取りの倍の金額がかかることも。
そうならないためにも、細心の注意を払ってトライしてください。

雛人形の着物のシミはどうする?

同じく、着物にシミができてしまった場合はどうでしょうか。
大切に保管していても、湿気によるシミができてしまうことが多々あるようなので、一度チェックしてみて下さい。

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着物自体にノリを使用しているため、湿気があるとシミになりやすくなっています。
この場合は、やはり購入先の人形店や、人形修理の専門店に相談するのがベスト。

湿気によるシミであれば、染み抜きで対応できるので着物を変える必要もありませんし、金額も2~5千円程度で収まると思います。

雛人形の着物にカビが生えた場合

1年の大半を収納されている雛人形。
そんな雛人形の収納には、調湿・防虫・防腐効果のある桐箱が良いとされています。

しかし、桐箱に収納していてもカビが生えてしまうこともあるんです。
その原因は、やはり「湿気」なんですね。

桐箱が調湿に優れていても、収納されている場所自体に湿気がこもっていては、その効果も十分に発揮されません。
収納する押し入れや物置自体の除湿にも気を配らないと、湿気によるシミやカビを防ぐことはできません。

そして、着物にカビが生えてしまったり、カビ臭くなっていた場合は虫干しをしましょう。

カビが生えてしまっている場合は消しゴムや柔らかい布などでやさしくカビを落としてから虫干しをしてください。(ここでも消しゴムがやくに立ちます!)

そして、虫干しといっても、長時間日光に当てるのはよくありません。
天気予報でカラッと晴れた日の続くころに、3日間ほど短時間の虫干しをおすすめします。

その後も、十月ごろのよく晴れた日に虫干しをするようにすると良いでしょう。
それでも改善しなかったり、カビによるシミがひどくなる場合には着物の交換が必要です。

同じ模様の生地はなかなか見つからないと思うので、着物の模様は変わってしまいます。
その場合、一体だけを交換するとバランスが悪くなるので、女雛と男雛両方の着物を変えなければなりません。

着物の素材などにもよりますが、一着3万円前後になるようです。
長い目でみれば交換をおすすめしますが、なかなか痛い出費ですね。

雛人形の顔のシミ取り、着物のカビについて まとめ

お雛様はどんなに綺麗に収納していても、黄ばみなどの汚れがでてしまいます。
時間と共に劣化してしまうのは仕方のないこと。

しかし、汚れ=穢れということで、お雛様が厄を引き受けてくれた証という考え方もできます。

縁起のいいことなので、その汚れも成長の証としてそのままにすることも、ひとつの雛人形のあり方です。
とはいえ、綺麗な状態を保つことがイチバン。
触れるときは手袋必須!収納するときには除湿、防虫、防腐を心がけ、大切に保管しましょう。

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