唇の荒れって、顔で人から見えるので気になりますよね。
マスクで隠しても、根本的な対策にはなってないし。
原因が分からず間違った対処してませんか?リップクリームを塗っても改善できない、そんな時の原因や対策などをご紹介します。
唇がカサカサヒリヒリ痛い!
カサカサひりひり痛いですよねー。特に唇の淵が、感覚がおかしくなったかのように違和感があって、
色もくすんでいるし、白い粉をふいてるようになり、そのうち皮がボロボロめくれてきたり。
リップクリームを塗ってもその時はよくなったかのうようですが、30分もしないうちにすぐカサカサで、結局改善されず。
唇自体は乾燥して荒れているので、原因は冬など季節による乾燥かと思い勝ちですが、実はそれだけじゃないんですよ。
唇のふちが荒れる原因は?
唇のふち、リップラインが荒れてくる原因は、口唇炎が考えられます。
※口唇(読み方:こうしん)
一口に口唇炎と言っても、実に様々なタイプがあり、原因はそれぞれです。
アトピー性口唇炎
皮膚や食べ物によるアトピーから口唇炎になります。
接触性口唇炎
リップクリームや口紅などの成分に触れることでアレルギー反応が起きた場合。
歯磨き粉なども考えられますね。また、マスクで荒れることもあります。
いつも同じ何かを食べたときに発症するかどうか、気を付けてみて下さい。
特にマンゴーやカシューナッツなどウルシ科の植物や、パイナップル、パッションフルーツなどの南国トロピカルフルーツはアレルギー反応を起こしやすいと言います。
キウイやアボガド、山芋などもアレルギーを起こす人がいますね。
光線性口唇炎
日光に当たることで発症します。荒れ、亀裂以外に水泡が出来ることも。
また、特に唇の皮が剥がれ続ける症状の場合、剥脱性口唇炎と呼ばれます。
唇がカサカサめくれてひりひり痛いというのは剥脱性口唇炎ということですね。
考えられる原因は
- 水分不足
- 栄養バランスの崩れ
- 口唇ヘルペス
- その他
単純に、水分の摂取が少ない場合、体が水分不足となり肌の乾燥に繋がります。
バランスの悪い食生活や、ビタミン不足。特にビタミンAやビタミンB2、ビタミンB6が不足している場合。
逆にビタミンEなどの過剰摂取も原因として考えられます。
赤い水ぶくれが出ることがあります。それが、疲れやストレスがたまっているときや、
風邪を引いた時など体力が低下して時に繰り返すようなら口唇ヘルペスの疑いがあります。
ヘルペスはウィルス感染ですが、一度感染すると何度も再発するのが特徴です。
ガンジダ菌によるガンジダ性口唇炎ということもあります。意外でしょうが唇や口角、口内炎などんでもガンジダ性のことがあるんですよ。
この場合も、病院で受診して適切な処置が必要になります。
唇のカサカサ対策
まず、カサカサになって皮がめくれてくると、つい自分で剥いでしまいますが、これはカサブタになる原因なのでやめましょう。
つい舌で舐めて水分補給したくなりますが、これもその場はしのげても、結果的に悪循環に陥るのでやめた方がいいでしょう。
舐めることで余分な油分や水分まで飛ばしてしまい、更に乾燥させることになります。
他に、まず簡単にできる対策として、
- リップクリームをやめるか、薬用のものにする。
- ファンデーション含む化粧品をできるだけ使わない。
- ワセリンを塗る。
- 蜂蜜を塗る。
などがあります。
ワセリンは薬局などで売られていますし、こういったリップクリームタイプもあります。
お肌に合う合わないの個人差はありますが、おすすめはワセリン+はちみつ。
蜂蜜はあらゆるビタミンが含まれている上、殺菌・消炎効果も期待できるのでおすすめです。
小さい容器に入れて、外出時も持ち歩いておくといいですね。リップクリーム感覚でマメに塗るといいです。
さらに、パックをするとより効果が期待できます。
2.ラップでぴっちりカバー。
3・10分ほど置いたら外して拭き取ります。
お風呂上りでない場合は、蒸しタオルを当てて唇を少し温めてからするといいですよ。
ただ、やはり蜂蜜に抵抗がある場合は専用の美容液がおすすめです。
外出時にもつけられて、唇のケアもできるので、一石二鳥ですよ。
唇カサカサ ふちが荒れる原因と対策 まとめ
皮膚の悩みは、外側からの改善ばかりに目が行き勝ちですが、実は食生活やストレスなど内面的なことが原因なこともあるので、全体的に環境を見直してみて下さいね。