早口を治す方法やトレーニング方法をご紹介します。
早口だと、聞き取りにくかったり、なんだか余裕がないような印象を与えてしまったり、あまり良いことはありません。
ゆっくりと話す余裕のある大人の雰囲気を手に入れるため、早口を治していきましょう。
早口を治す方法
早口な人は、話し相手に、神経質、せっかち、余裕の無い、といったイメージを与えることが多いです。
あるデータによると、日本人の約30%が早口で話す傾向があるそうです。
でもあまり良い印象ではないので、できることなら治したいですよね。
早口になってしまう原因は
まず、早口になってしまう原因は、
・緊張している
・自信がない
などの精神的なものから
・頭の回転が速い
・呼吸が浅い
などの身体的なものなどもあります。
精神的な原因であれば、緊張する場から離れたり、リラックスした状態にあれば、ゆっくりと話すことができると思います。
ただ、大抵の場合は常に早口で話す「慢性的な早口」です。
頭の回転が速い人は、思考の速度に引きずられて自然と早口になってしまう傾向にあるようですし、
呼吸が浅い人は少ない酸素量で一気に喋り切ろうとするために早口になるそう。
中には、実際にはそんなに早口ではないのに、文章ごとの間がないために早口な印象を与える人もいるでしょう。
いずれにせよ、早口は、相手に取って聞き取り難いこともあるので、治した方が会話が成り立ちやすいです。
それでは早口を治す4つのポイントをご紹介します。
早口を治すコツとポイント
早口を治すコツとポイントは、
1、ゆっくりと頷きながら話す
ゆったりとした動作をしているときに早口で話すのは至難の業。
充分な間を取ることもできるので、自然と聞き取りやすい速度で話すことができます。
2、口を大きくあける
意識的に口を大きくあけると、早口で話すことが難しくなります。
滑舌も良くなる傾向にあり、さらには声も大きくでるようになるので、圧倒的に聞き取りやすくなるはずです。
3、腹式呼吸をする
腹式呼吸を意識的にすると大量の空気を体内に取り込むことができるので、息苦しくなく余裕を持って話せるようになります。
話の合間に適度な間ができて、声もしっかりと出るようになります。
4、句読点を意識する
文章を書くときには句読点を意識すると思いますが、話しをするときも句読点を意識して文章を小さく分けることでゆっくりと話せるようになります。
この4つのポイントを意識すると、自然と早口が治ってくると思います。
全部一気にこなすのは難しいので、まずは一つずつクリアしていきましょう。
習慣化していくことで、無意識でもゆっくりと話せるようになるはずです。
ゆっくり話すコツは?
なるべくゆっくり話すように気を付けていても、たくさんの人の前で話す時には緊張して早口になってしまうこともあると思います。
テレビや舞台などで活躍しているベテラン俳優でも、本番の度に緊張するようなので、
たくさんの人の前で話す機会の少ない私たちが緊張するのは仕方のないことです。
でも、そんな緊張する場でこそ、ゆっくりと話して、しっかりと内容を伝えたいものです。
緊張感のある場所でゆっくり話すためには
「自分では過剰に感じるくらいゆっくりと話すこと」
緊張状態のときはどうしても早口になりがちなので、
自分では「ゆっくりすぎるかな」と感じているくらいで丁度よかったりします。
途中で聞き返されたり、自分で「早口かな」と感じたら、一度深呼吸をして体勢を立て直しましょう。
ゆっくり話す練習と滑舌
早口は横隔膜がブレーキとして機能していない証拠だと言われています。
現代人は、普段の生活の中で横隔膜をしっかりと使うことはあまりないそうですが、横隔膜を鍛えることで、ゆっくりと話せるようになり、さらには滑舌までよくすることができるんです。
それでは早速、横隔膜のトレーニングをしていきましょう。
横隔膜のトレーニング方法
2、顎を下げて口を開け、舌を伸ばした状態で思いっきり息を吸う
※息を吸ったと同時におへその下あたりがふくらむように意識する
3、「スーッスーッスーッ」と三回に分けて息を吐きます
三回とも同じ量の息を吐き、同時にお腹も三段階にわけてへこませます
4、5と同じように息を吸い込みます。
お腹を膨らますように意識しましょう
この1から4を繰り返します。
最初のうちは、顎もお腹も疲れるのですが、続けて行くと自然と滑舌も良くなり、ゆっくりと話ができるようになるはずです。
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早口を治す方法。ゆっくり話すコツを覚えて滑舌練習してみよう まとめ
早口は印象も悪いし、どんなにいいことを話していても説得力がありません。損なことばかりです。
そんな早口を改善して、ゆっくりと話せるようになると、印象もよくなり、説得力も増し、信頼感を得ることもできて、いいことずくめ。
意識的にゆっくり話すようにするだけでも、改善するものです。
毎日の心がけで、早口を治してしまいましょう。