誰もが一度は経験したことがある「首の寝違え」
寝違えたときには辛い痛みのせいで、仕事にも集中できないし何をするにも億劫になってしまいます。
しかしマッサージしてみたり、冷やしてみたり、温めてみたりといろいろと試してみても、なかなか効果が得られません。
もしかして間違った方法で悪化させていませんか?
そこで今回は寝違えでつらい痛みをできるだけ早く治せるポイントとストレッチについて紹介します。
首の寝違え痛みが続く原因は?
寝違えてしまったときは、首や肩のコリが原因かと思われがちですが、実は全然違うんです。
首の寝違えの原因は、脇の下にある腋窩神経(えきかしんけい)を長時間の圧迫が考えられます。
寝ている間に寝返りをうたなかったり、無理な体制のままだったりすることによって腋窩神経を長時間圧迫してしまいます。
この神経は首を支える筋肉に繋がっているため、血行不良でしびれてしまい首に痛みが出るようです。
普通は2~3日程度で自然に治る寝違えですが、寝違えにも重症・軽傷があります。
軽傷であれば2~3日ですが重症の場合は長引くこともあるようです。
そして長引かせてしまう原因は、寝違えたときについついやってしまうマッサージにもあります。
寝違えた時にしてはいけないことに
- マッサージ
- 熱いお風呂
- 高い枕
- アルコール飲酒
が挙げられます。
痛む箇所をマッサージしたり、首を無理やり回してみたりすると、かえって悪化することがあります。
首の寝違えは冷やすか温めるどっちが効果的?
首を寝違えたら、基本的には「まずは冷やす」ことが大切です。
まずはアイスノンなどで患部を冷やして、炎症を抑えます。
「5分程冷やして5分程休む」これを数回繰り返して行うことで、炎症が落ち着き痛みが和らぎます。
熱いお風呂などにゆっくり入ると血行が促進されて痛みが和らぐイメージがありますが、これは全くの間違いです。
寝違えた時の熱いお風呂は痛みを悪化させてしまうので、注意してください。入浴は半身浴がおすすめです。
「冷え」は寝違えの原因のひとつです。
ゆっくりと入浴して体を温めることが、寝違え予防につながります。
患部以外を上手に温めて、冷えも寝違えも撃退しましょう。
首の寝違え治し方とストレッチ方法
運動やストレッチなどで血流の改善をすることで寝違えが解消されることもありますが、やり方を間違えたりやりすぎてしまった時には症状が悪化することもあります。
そこで今回は「笑えるほど効く」と話題の人気コミック「ゴットハンド輝」で紹介された「寝違え治しストレッチ」をおすすめしたいと思います。
「ゴットハンド輝」によると「脇の下の筋肉をストレッチで伸ばすことで血行が回復し自然と痛みが取れる」ということです。
これまでは首をもみほぐしたり、伸ばしたりするストレッチ方法が主流でした。
しかしこの方法が話題になってからは、簡単にできて、すぐに効果が得られるということでこの方法を試す方が多くなっているようです。
騙されたと思って試してみてください。
効きすぎて笑ってしまうかもしれませんよ。
まとめ
本当に辛い首の寝違えですが、寝違えたくらいでは仕事も休めないし、あまり心配されないしで少し寂しい気持ちになってしまい、余計に辛くなります。
寝違えは定期的なストレッチや体を冷さないようにすることで、予防ができます。
眠るときの枕が合っていない場合も寝違える確率が高くなるので、一度見直してみるのも良いかもしれません。
自分に合った枕を使うだけで朝の目覚めが全く違いますよ。
もし悪化してしまったり、あまりに長引くようなことがあれば医療機関を受診するようにしてください。