子どもの猫背が気になる、、、
背筋を伸ばすように注意しても、疲れてしまうようですぐに猫背に戻ってしまう。
歩く姿も、机に座っている姿もだらしなく見えるし、背骨のことも気になりますよね。
そんな子どもの猫背は子どものうちに治したい!ということで、子どもの猫背を治す方法をご紹介します。
子供の猫背を治す方法
猫背の人の大半は子どもの頃から姿勢が悪いと言われています。
子どもが猫背になるのには様々な原因がありますが、最近ではゲームやパソコンなどの影響で猫背になってしまうことが多くなっています。
また、同学年の子どもよりも身長の大きな子どもも猫背になりがちです。
周りの子に目線を合わせるためだったり、身長が高いことをコンプレックスに感じていたりすると、本人も気が付かぬうちに猫背になってしまうようですね。
私の周りにも、長身に引け目を感じるようについ猫背になってしまい、その状態がデフォルトとなってしまっている女の子がいます。
こうなると、猫背を治す以前に、本人に自信を持たせてあげることが先決となってきます。
その他にも、筋力の低下や、柔らかい寝具、そして普段の座り方など、様々な原因があるんですね。
大人になってから猫背を矯正するのは、時間も根気も必要になりとても困難です。
そして子どもの猫背は、集中力や学力、運動能力の低下、身長が伸びにくくなり、肥満になりやすいなどさまざまな悪影響を及ぼします。
子どもの健やかな成長のためにも、子どもの猫背は子どものうちに治してあげましょう。
子どもの猫背を治すには、正しい姿勢を習慣化することが重要です。
まずは、子どもに「正しい姿勢」を理解させましょう。
猫背を治す正しい姿勢とは
それでは、壁を使って正しい姿勢を覚える方法をご紹介します。
2、後頭部・肩甲骨・お尻・踵が壁につけます
3、腰と壁の間に軽く手が入るくらいの隙間を作ります
腰と壁の隙間が広くなってしまうと所謂「出っ尻」といわれる状態、そして手が入らないくらい隙間がないと「猫背」の状態です。
丸まった背中を治すといっても、逆に反り返るようにするわけではないんですね。まさに壁と真っ直ぐになるように、床に垂直になるように、ということですね。
そして正しい姿勢を覚えたら、生活習慣を見直していきましょう。
猫背を治す生活習慣
猫背の原因となるゲームやパソコンの時間を1日1時間に決めます。
そして、筋力をアップするために、身体を動かす習慣をつけてあげましょう。
身体を動かす習慣は、筋力アップだけではなく、長時間同じ姿勢でいることを防ぎ、猫背になりにくい環境を作ってくれます。
猫背を治す座り方とは
正しい姿勢をマスターしても、座るときには骨盤が後ろに傾き、それに伴い背骨も曲がってしまいがち。
猫背を治すには、座り方に気を付けることも重要なポイントです。
子どもは学校や家庭学習などで座っている時間が長いんですね。
この座っている時間に正しい姿勢を保ち、猫背を矯正していきましょう。
子供の正しい座り方のポイント
- 椅子に深く腰をかける
- 椅子をできるだけ机に近づける
- 足の裏を床につける
- 机にひじをつかない
子どもの場合は、このポイントに気を付けるだけでも、猫背が改善されることもあります。
椅子に座るときには、背中とお尻を背もたれにピッタリとつけて背筋を伸ばします。
顎を軽く引き、お腹を引っ込めるように教えてあげてください。
椅子の高さは、床に足裏全体がつき、膝が直角に曲がる状態がベストです。
学校の椅子は選べないので仕方ありませんが、家で使う椅子は子どもに合ったものを用意してあげてくださいね。
買うのはちょっと、、、という場合は、足置き台などで調節してみて下さい。
椅子に浅く腰をかけて、背もたれによりかかる座り方は、楽に感じるかもしれませんが背骨や腰に大きな負担がかかっています。
家のソファなどでリラックスしているときなどはこのような姿勢になりがちなので、注意しましょう。
子供の猫背に矯正いすは?
子どもの猫背を矯正するための椅子やクッションなどさまざまなグッズが販売されています。
中でも人気があるのがバランスチェアーやアーユルチェアーなどの自然に姿勢を正してくれる椅子です。
正しい姿勢を身に付け、集中力や学力アップ効果があるということで、猫背矯正以外の目的で購入される方も多いです。
ただ、3万円を超えるとなるとそう簡単に買えるものでもありません。
なので、傾いてしまう骨盤を正しい位置でキープするための専用クッションや、普段使っているイスに設置できる座椅子タイプならお手頃価格ですし、場所も取りません。
価格や用途、生活環境に合わせたものが選ぶといいですね。
バスタオルで猫背矯正する方法
わざわざ買うほどでもないな、と言う場合は、ご家庭にあるものでも代用することができます。
その正体はどこのご家庭にも必ずある「タオル」。
バスタオルを2枚用意して、一個ずつ筒状に丸めます。
それを背中と背もたれの間に重ねておくだけで、座るときに骨盤がずれるのを防いでくれます。
クッションなどでも良いですが、柔らかいものだと身体が沈んでしまいあまり効果は得られません。
厚みや高さなどが調整できるタオルがおすすめです。
猫背を治すストレッチ 寝ながら改善する方法。矯正には寝方も大事!
まとめ
大人になると、矯正が難しくなる猫背。身体の柔らかい子どものうちに猫背を治してあげたいですよね。
今回ご紹介したのはご家庭でできる猫背を治す方法でしたが、「ちょっと難しいかも」という場合にはプロに任せてみるのも良いでしょう。
整体やカイロプラクティックなどにいくと、猫背を改善するためのストレッチなどを教えてくれます。
自分の姿勢を見直す良い機会なので、ぜひ子どもと一緒に取り組んでみてくださいね。