大事にしているお気に入りのブーツを履いている日に限って雨や雪に降られてしまっては、テンションも下がってしまいますね。
ましてや革の場合はシミにならないかと心配になってしまい、すぐにでも脱いでしまいたい衝動にもかられます。
そこで今回は「革のブーツが濡れたらどうなってしまうの?」「シミになってしまったらどうするの?」
などの不安を解消するお手入れ方法をご紹介します。
雪で革靴ブーツが濡れた大丈夫?
雨や雪に濡れるとシミになりやすい革靴。
お気に入りの革靴が濡れてしまうと「シミになっちゃう!」と、とってもショックですよね。
濡れてしまった革靴は、濡れた後がシミになってしまうこともありますしね。革靴はできるだけ濡らしたくないものです。
前もって天気がわかっている場合には、違う靴を履いていけばいいのですが、外出先での急な雪や雨にはどうしても対応できません。
でも、そんな時でもあまり心配しなくても大丈夫です。
ちょっと濡れたくらいのシミであれば、ご家庭でも簡単にシミを解消出来ちゃいます。
革靴の雪の日のお手入れポイント
雪道を歩いて来た革靴はしっかりとケアをすることが必要です。
濡れてしまった革靴が傷むのは濡れたままで放置することが原因です。
2.通気の良い場所で、しっかりと乾燥させる
しかし乾燥させる際にはドライヤーなどは決して使わないでください。
革の素材にもよりますが、革がゴワゴワになってしまいます。
長時間濡れた新聞紙を靴に入れていると、逆にカビが発生する原因になってしまいます。むしろ何も入れないで乾燥させるのがベストでしょう。
外出先でできる革靴のお手入れ
外出先でやっておいてもらいたいお手入れもズバリ「拭いて、乾燥させる」に限ります。
撥水スプレーがあれば、すぐに使用してください。
そして急な雪にも困らないように、普段のお手入れも入念にしておくことをオススメします。
素材によってお手入れ方法が変わりますが、撥水スプレーはもちろん、シューラスタークリームなどでしっかりとお手入れをして、急な雪や雨に備えましょう
革靴の雪のシミや汚れの落とし方
ケアを頑張ってもシミになってしまうこともあります。
だけど心配御無用です。
慌てず騒がず、シミを落としてしまいましょう。
実は、濡れた革にシミが出来る原因は濡れたことではありません。
シミの正体は靴に着いた水分に含まれている不純物なんです。
シミになってしまった場合は、靴全体を思いきって水に浸けてしまいましょう。
そうすることによって、一部分に固まっていた不純物が全体に拡散されていき、シミがほとんど気にならなくなります。
それでも気になる場合は「サドルソープ」という革用の石鹸で洗ってみてください。
革の組織の中に入り込んだ不純物を取り除くことができますよ。
基本のお手入れはこのクリームでOK!
乾燥させる際には風通しの良い場所で陰干しをしてください。
直射日光やドライヤーなどは革が固くなりひび割れの原因になります。
しっかりと乾燥させたら、撥水スプレーで水濡れ対策をすることをオススメします。
お手入れが終わったらシューツリーを入れて保管してくださいね。
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まとめ
革靴に使用するウォータープルーフ系のスプレーには防水と撥水の2種類があります。
防水は面で水を通さず、撥水は点で水を弾きます。撥水の方が表面で水を弾くので汚れにくく拭きとりが簡単です。
しかし水を押し付けるようにすると、点の隙間から染み込むので、濡れたらサッと拭くことをオススメします。
しっかりとお手入れをして、長く大事に履いてくださいね。