この世に美味しいワインは山ほどありますが、そんな中でも渋味も苦みも少なくクセの無い味わいで、ワイン慣れしていない方にも飲みやすく、ワイン愛好家にも親しみ愛されているボジョレーヌーボー。
毎年解禁日を楽しみにする人の多い人気のワインです。
そんなボジョレーヌーボーを気軽に美味しく楽しめる秘訣をご紹介します。
ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方は?
フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で作られるボジョレーヌーボーは、その年のブドウの品質の良し悪しを確認する為に作られています。
その為、味は毎年少しずつ変わっていますが、基本はフレッシュでフルーティー、軽い口当たりです。
熟成させて楽しむワインとは違い、新酒のフレッシュな味わいを楽しむためのワインなのです。
そんなボジョレーヌーボーを一番美味しく飲むには、10℃以下がベスト。
普通赤ワインは冷やすと渋味が際立ちますが、ボジョレーは渋味が少なくスッキリした味わいなので、少し冷やした方が美味しくなります。
飲む1時間前には冷蔵庫に入れておきましょう。
そしてワインを飲むのに大切なグラスですが、小ぶりのたまご型がおすすめ。
香りが少ないワインなので大きなグラスだと香りが逃げてしまいます。空気に触れる面積が少ない方がフレッシュな味わいを存分に楽しめますよ。
- 10度以下で飲む(飲む1時間前くらいに冷蔵庫に入れる)
- 小ぶりのたまご型のグラス
ボジョレーヌーボーに合う料理は?
ボジョレーヌーボーは軽くフレッシュなワインなので味の濃いお料理には負けてしまいます。
そんな軽口のボジョレーヌーボーには、和食や魚介類を合わせるのがおすすめ!
牡蠣のオリーブオイル漬けは自宅でも簡単に作れて、テーブルをオシャレに演出してくれます。
バケットに乗せてもそのまま食べても美味しくてボジョレーヌーボーとも相性抜群です。
カブや白菜の旬の野菜を使っても良いですね。和風に鶏ひき肉のあんかけなどでアレンジすれば簡単かつ美味しい逸品の出来上がりです。
サーモンやタコのカルパッチョも簡単に作れるので、すぐに飲みたい時には良いかもしれませんね。
ボジョレーヌーボーは開封後どうやって保存するべき?
ボジョレーヌーボーは、熟成させると旨さがでると言われているワインとは違う製法で作られていて、若い時期が一番飲み頃のワインなのです。
なので、一刻も早く飲み切ってしまうのがベスト。開封したその時が一番美味しいのです!
1日たっただけでも渋味が出てきてしまうので、飲み切れる量だけ開けて下さいね。
沢山買ってしまった場合は、寝かせても味を損なうだけなので翌年の3月ころまでに飲んでしまったほうが良いようです。
早めにフレッシュでフルーティーな味わいをお楽しみください。
残ったボジョレーヌーボーはどうする?
どうしても余ってしまった場合は梅酒と割って飲むと以外と美味しいです。
自家製の梅酒などあればトライしてみてください。和風のサングリアといった感じで、なかなか味わい深くいただけますよ。
まとめ
ワイン好きには外せない1年に一度のお祭りと言っても過言ではないボジョレーヌーボー。その年によって当たり外れがあり、味わいの違いを楽しむのも醍醐味の一つです。
堅苦しくなくカジュアルに楽しめるので、気軽にお家で楽しんでも良し、レストランやバーで楽しむも良しの万能ワインです。
秋の夜長のおともにも丁度いい、ちょっと身近なボジョレーヌーボーをお楽しみ下さいね。